田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

“地産地消・旬産旬消” 豆腐と 蕎麦に舌鼓

2008年12月06日 | 日記
12月6日(土) 昨夜の荒れた風が残る 晴れ 風が冷たい一日

起きぬけに“たてしなエコ・クラブ”の試食会で使うネズミ大根と支那大根をダンボールに移して軽トラにのせた。
東には低い朝陽を受けた浅間山がしっかりと雪をまぶって雲の下に見えた。
昨日一日中雪が降った山は全体に雪をかぶり冬の景色を見せてくれている。


午前10時に町営「農ん喜村交流促進センター」へ向かう。
“たてしなエコ・クラブ”の役員で来年の3月1日に『エコを楽しむ一日』と題し“地産地消・旬産旬消”の実演をしてみようということになった。
使う材料はそれぞれの役員が家の畑作ったものを持ち寄り、調理して食事会をしてみようというわけだ。
メニューは豆腐(白と緑)に蕎麦、そしてお焼きを作ることにした。
手順としては前の晩から水に浸した豆をミキサーで砕き豆乳をつくる。
それを沸騰させてから80度まで下げてニガリを入れて、型枠に流しむ。
豆腐が固まる間に蕎麦を打つという段取りになっている。


蕎麦は一人が500gを8:2の割合で地粉を入れる二八そばとなる。
順調な滑り出しであっという間に切る段階になった。
蕎麦は細いの太いのまちまちだが六人全員がきれいに打てるようになっている。


蕎麦を茹であげる役と豆腐を型枠から取り出す役に手際よく分業で作業が進んだ。
豆腐も全員の好みで堅めの希望通りの縄で結わいて持って歩けるくらいのしっかりしたものになった。


昼飯は厨房のテーブルという合理化で一同持ち寄りのおかずを取り分けて準備万端。
蕎麦たれは今日はどこかの家にあったものを使った。
“いただきます”の声とともに旨い美味しいの連発です。


ここで一段落したら“お焼き”を作るところですが、一同お腹に入る場所がないということで今日は取りやめにしました。
食事が終ってすべてを片づけて反省会を兼ねた段取りの検証となりました。
今日の費用は蕎麦のお土産付きで一人五〇〇円程度ということです。
会場は町の施設云う事で町民は無料で使えます。
ありがたいことですが、使う人は光熱費など実費は払った方がよいと全員の意見でした。
すべての打ち合わせが終わり、掃除を済ませて会場をでるとちょうど浅間山には夕陽が映っています。


反対側の夕陽はすでに山の裏側へ落ちて空をオレンジに輝かせていました。
一日の楽しいイベント企画が大方実証できて本番では三〇名以上が集まることになるでしょう。


来年の話は鬼が笑いますが、今日の蕎麦は年越しと鬼も勘違いしてくれるでしょう。



 
コメント (1)
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