田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

なんとなく落ち着くのは雨のせいだろうか

2008年12月05日 | 日記
12月5日(金)朝陽がのぞくがすぐに曇る 昼から雨 午後には激しを増した

天気予想のとおり暗い夜明けだった。
上空には黒い大きく厚い雲が広がり、わずかな隙間だけが赤く朝陽を映していた。
隣の集落へ通じる道には数か所の街路灯が寂しげに灯っている。


ストーブに薪を入れて空気を送り込むとすぐに大きな炎がゴーっという音とともに立ち上がった。
南南東の方角を見ると先ほどは薄いピンク色だった雲の色が、ストーブの炎を反射しているような金オレンジ色を見せている。
毎日のように見る朝陽、日々色が変わるの惹き付けられる。
上空の熱い雲はまるで太陽と勝負をしているように迫っている・・・


朝陽が山影から顔を出すと同時にこちらに向けてスポットライトのように光線が届く。
上級の雲とのわずかな隙間だ。
これ以上太陽は姿を現すことはなかった。


太陽のない景色がこれほどに無表情になるとは不思議な光景だ。
影がない、山も木も畑も斜面も平面に見える。
太陽のありがたさを忘れていたようだ。

朝飯を終えて新聞を読んだりと久しぶりにのんびりしていると、いつの間にか我が家の前の道を測量している者がいる。
役場からきたのだろうか・・・・
朝の厚い雲は太陽に溶かされたのか外に出ると薄日が差して生暖かい風が吹いている。
測量の途中だが声をかけてみると、隣の家で車の進入路を作るための測量だという。
K土木長野県でも大手の業者だし我が家の造成には世話になった。
安心して任せてよいだろう。


昼の時間はとっくに過ぎているが朝飯が遅かったためか、お腹が空かない。
Mがお昼っと読んだのかSalaが俺の部屋へ呼びにきた。
昼飯だという。
この頃Salaはこうやって良く呼びに来るようになった。

部屋を出ようとして窓のほうを見ると雨が降っている。
この部屋は北に向いていて激しい雨や風が吹いてもほとんど音が聞こえない。
山との境に石を積んだのが雨に濡れてきれいだ。


昼飯のあとは明日の“たてしなエコ・クラブ”役員会の資料作りをした。
役員会といっても昼飯は自分たちで打つ蕎麦とお焼きだという。
はてさてどんな昼飯となることだろうか・・・・
蕎麦は 明日のこころだぁ~
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする