田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

立冬も過ぎると庭の景色が変わる

2009年11月09日 | 日記
田11月9日(月) 晴れ  午後からは雲が多くなるが 暖かい一日

歯科医院から戻り昨日のイベントの片付けをした。
軽トラに積み込んだままにしてあった道具を降ろし所定の場所へもどした。
少しだけ動いただけで汗が出るほどの暖かさだった。

このところ庭の変化も築かないうちに木々の葉が落ちて姿を変えている。
機になっていた北側の石積みの中で咲いた吉祥草の花がどうなっているか見に行った。
実が着くものと思っていたが・・・・・急に寒くなったために虫による受粉ができなかったのかもしれない。


立冬が過ぎて木々の葉が落ちると見えてくるものに鳥の巣がある。
サクランボの木に近づくとモズが騒ぎ立てていた・・・・・


紫式部というと情緒豊かで情熱的な知的な女性を思い浮かべるが・・・・
白式部が少々僻む程に隣に置かれている。
しかし、この季節ともなると両者とも丸裸にされて白と紫だけで本音で語り合っているように見えた。


先日の雪が降るほどの寒さも直ぐに暖かさを取り戻し、先走って寒さを綿で防ごうとしたシュウメイギクは少々場違いのように見える。
いつもなら毎朝霜柱が経つほどの寒さを迎えると丸坊主の実を弾かせて綿にくるんだ種を用意する。
この冬の本格的な寒さはいつ頃になるのだろうか?


庭の先端まで行くと夏椿、シャラの冬花が開いていた。
冬花??って知らない人が多いと思うが・・・・・
その通りこれは俺が勝手に命名したもので、花が終わり実が弾けた後の姿を冬花とした。


春に花は当たり前のことだが、冬を迎え辺りに花が見つけるのは容易ではない。
こんな時に春一番で花を見せるタンポポの綿毛の花も風情がある。
青空に白い雪洞のような美しさが映えるのが好きだ。


浅間の山もなんとなくボンヤリとした暖かな空気の中に浮き上がって見えた。
噴煙は上がっていないが僅かに頂上付近に見える白い糸が何本か見えるが雪が残っているのだろうか?
裾野は秋いろに染まっているように僅かに見えるが更に手前の山の緑と茶色に変化した冬色が美しい。


のんびりと庭を歩いていると家の中からMが大きな声で「出かけるのに間に合わない」と叫んだ。
午後一番で佐久病院の眼科へ行くことになっている。
今日は手術のための説明と最終的な検査をすることになっている。
『付添いの方と一緒に・・・・』と云われていた。
検査を受けて説明で判らないことがあれば確りと確認することを心して出かけた。

まな板の鯉の気持ちが判るような午後だった。
コメント (4)
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