田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

静穏とi云う 正月のようだと思ってしまう一日

2009年11月23日 | 日記
11月23日(月)≪勤労感謝の日≫ 湿り気のある朝  暖かで静かな一日

いつものように夜明け前に目が覚めると雨が落ちているような音がする。
「あめかぁ~」と想いながら再び寝入ってしまったようだ。
次に起きた時に既に太陽の光は障子を僅かに照らしている程度だった。
時計を見るとあれから3時間を超すほど寝入ってしまった。

昨日、配り損ねた資料を4人分を持って昼の時間に合わせて出かけた。
皆さん農作業で出払っていてはいけないと思い、昼飯を済ませた時間を狙って出かけたのだ。
近くのTH先生のお宅では漬物をいただき、町の北の端の集落のSさんの処ではお茶でも飲んで行けと暫し雑談に興じた。
帰りには採りたての林檎まで戴いてしまったが、4軒を回って家に帰ると2時を過ぎてしまった。

昼飯を済ませてからストーブの掃除をしなければならない。
このところ燃やしているマキはリンゴの木の枝の部分が多いためか灰の量が多い。
灰だけなら良いのだが、油分が多いためか前面のガラス部分にタールが着いてしまいこの始末もしなければならない。


タールはガラスの表面に断層になって付着してそれに灰が着き更に、タールが着くと云う状況だ。
これを掃除するに周辺に広告の紙を広げ準備周到にしなければならない。


洗剤(マジックリン)を吹きつけて、そこにキッチンペーパーを張り付けつる。
そのペーパーの上から更に洗剤を噴霧して、暫く置く・・・・
ここまで近くでコーヒーを飲みながら見ていたMがその先は私がやると云う。
俺がやると何時もも辺りが汚れていて後の掃除が大変だと云う。
確かに、いつもはMが出かけているときに俺がやっていた作業だ。


そういうことなら俺は畑のホウキグサの収穫とトウガラシの種採りように残して置いたものを収穫することにした。
ホウキクサは赤く紅葉してから茶色に変化したころに採り込み形を整えて干すのが良いのだ・・・・・
しかし、少々畑に置きすぎたのか種は殆ど地面に落ちているようだ。


3時を過ぎるとここの畑には陽が当たらない。
西側の山に閉ざされて冬至のころには2時前には日蔭になってしまう。
ところが、今日は暖かい・・・・・小春日和と云うよりも穏やかで風も感じない静かだ。
唐辛子も僅かにヘタの処で枝とつながっているが乱暴に引くとヘタが取れてしまう。
乾燥は充分になされているので来年の種は確保できた。


全ての外作業を終えて、家の中に入るとストーブのガラスは綺麗になっていた。
直ぐに火を焚きたいと思ったが5時を過ぎても暖かい。
朝から風もなく穏やかな一日に・・・・
祝日だと云うのに静かで午前中は近くの田んぼでトラクターが唸りを上げていただけだ。
小春日和と云う今日6時を過ぎてから冷え込むことはないと思うがストーブに火を入れた。


暖かさを余計に感じながらアメダスを確認してみると、夜明け前も雨は降らなかったようだ。
このアメダスは役場の敷地内にあり風の強さや雨量が判るのがよい。
午前中は暖かく静か、そして風もなかったが、アメダスでは≪静穏≫と表していた。

≪静穏≫とは、俺の過去では、≪正月のような天気≫って云うことだ。

コメント (4)
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