田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

紅葉に雪 霰 やがて 雨となってつづいた

2009年11月17日 | 日記
11月17日(火) 曇り  雪  霰  雨  夜まで降り続く

今にも雨が降りそうな空で夜が明けた。
何回も降っているかと外を覗きながらベッドからでない。
電話がなって慌てて跳び起きて寒い部屋で少しだけ長く話したら眠気はすっ飛んでいた。

洗面所から外を見ると雪だ・・・・
ふわふわとしてゆったりと落ちてくる雪、カメラを構えて見ると空をバックにすると何も写らない。
南の部屋のガラス戸をあけて紅葉した桜の木をバックに写す。
雪が降っているように見えるが紅葉した葉とのコントラストが季節の移ろいが見て取れる。


秋と冬の狭間なんとも中途半端な景色が見えている。
落葉松も斑に冬の様相を示しているが、焦げ茶色から全てがグレーになると本灰汁的な冬が来ていることだろう。

雪が降っているときにはゆったりした思いを抱けたが、今は霰交じりの雨になっている。
雨よりも霰が多くなると白い雨が降っているように見える。
広重の浮世絵では雨は黒く表現されているが、この白い雨が直線的に振る景色は・・・いと おかしきものと見える。


午後になっても雨は降り続いていたが友人K夫妻が大根と林檎をもって訪ねてきたころは大分小やみになっていた。
ストーブの周りに座り、収穫を無事に終えた話題に盛り上がった。
彼は極力農薬を使わない米作りをしているが予想以上に豊作さったと云う。
また、採れた米は首都圏に住む友人に分けているが注文が多く木過ぎて自分がたべる米がなくなってしまうという。
集落のこと水のこと営農には難しい人との関わりも重要なファクターだという。

話しが盛り上がり気がつくと既に外は真っ暗になっていた。
のんびりと暗くなるまで話し込むの雨ならではできることだろう。
一日中の物降りの日だが、なにか楽しくなる話題が多かった。
コメント (2)
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