田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

東信州田舎暮らしネットワーク 林檎狩り・豚汁 を楽しむ

2009年11月14日 | 日記

11月14日(土) 雨 激しい雨  昼前には止み青空が覗く 夕方少し雨

雨は激しく降り今日のリンゴ狩りイベントに水を注ぐようだ。
8時になって事務局のA氏に電話を入れると遠くから来る人もいるので決行しましょう と元気な声だ。
昨夜もらった電話の声とは大違い・・・雨がやむと云う確信を持っていたようだ。

集合時間の9時に間に合うように、隣町望月(現佐久市)へ向かい、三井集落の公民館へ10分遅れで着いた。
すでに台所では昼の豚汁の支度をしていたが、スタッフ全員が顔を合わせてスケジュールの説明があった。
今日のイベントは≪東信州田舎暮らしネットワーク≫設立大会でリンゴ狩りと懇親会が開かれる。
リンゴ園の前に集まった参加者は総勢50数名となりスタッフを入れると60人を超えた。
遠くは京都府から、多くは首都圏からが多い、既に信州に移り住んでいる人も、浅科、望月、北御牧そして御代田町、東御市、
俺の住む立科町からも4家族が参加してくれた。


このころには直前まで降っていた雨が止み少し離れた林檎を収穫する畑に向かうころは青空が広がりだした。
畑では熟して赤く色づいた林檎・フジが鈴なり、枝が折れるのではないかと思うほどになっていた。


リンゴ園オーナーから美味しい林檎の選び方を教えてもらい一同畑の中へ・・・
園内で食べるのは自由、幾つ食べても良いと云われているが林檎ばかりはそうは食べられない。
沢山の実をつけているがイザもぎ取りとなると迷う。
年数の経っている太い木は美味い実を着けるとの説明を聞きつつ足はリンゴの木に向かう。
更に尻が星形に開いている物が完熟だと説明があった。
大きいもの、色づきのよいもの・・・完熟しているのはどれか・・・


約50分の林檎園滞在で充分に食べつくした人、かごいっぱいに収穫して代金を払う人、全員が満足の様子だ。
都会で暮らし田舎に移り住もうと云う人たちの第一の目的は畑で採れるものを直に口に運ぶことだろう。
普通の営みの中で地産地消・旬産旬消の生活が可能であるのが田舎暮らしだと心得ている。
林檎園から昼食を摂る会場・三井公民館でに向かう途中でこれまた、地方色の濃いものを発見した。
何気なく歩く道のマンホールの鉄の蓋なのだが・・・・
当地は古代平安時代から馬の産地として朝廷の馬を創りだしていた。
そして、今でもこの町には馬事公園があり草競馬が行われている。


昼食はそれぞれが弁当を持ってきているが、スタッフの心づくしの暖かい豚汁がふるまわれた。
食事の後は全員が移り住んだ地域別に自己紹介をして、この会によって情報の交換悩み、畑の術などなど多くのことが語られた。
今日のイベントは5人の発起人と不動産業のA氏家族総出で企画・運営したものだが、更に発展させるために新役員を募ったところでお開きとなった。
多くの方は夫婦で連れ立って参加しており、2か月前に移り住んだ人から5年6年過ごし地域で活躍されている。
俺が一番古く移り住んだことだと云うことだが来年で10年となる。


掃除と片付けを終えて公民館をでたのは3時近かっただろうか?
帰りには明日の蕎麦打ちのための食材を買い込んで家路についた。
家に着くと東に見える上州の荒船山に西日がスポットライトのように照らしていた。

コメント (8)
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