田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

寒冷前線通過 インディアンサマーが吹き飛ばされた

2009年11月01日 | 日記
11月1日(日) 快晴  強い風  午後 曇り雨 風が冷たくなる

昨夜から強い風が音をたてて吹いている。
西の風・・・ススキの開いを穂も今にも地面に着きそうにしなっている。
白樺の葉は緑の葉は少なく全てが黄色に変わり次々に風に飛ばされていた。
北側の部屋から裏山を除くとクルミの木に着いていていた葉は全てなくなっている。
木枯らし一番なのだろうか・・・・・


朝飯を終えてからMが煮リンゴを作ると云う。
紅玉の傷みそうな物を煮る作業、毎年この時期には一年分の煮リンゴができる。
今のうちは紅玉だが11月も半ばになるとフジが出てくるのでそれも生で食べられないものを加工する。
リンゴが新鮮な時には皮ごと食べるようにしているが、少し時がたつと口に残るので皮を剥いている。
普段の生ごみ入れは写真の左の四角い入れ物で2日分の生ごみとなるのだが今日は特別倍以上の量になった。


生ごみをカメラに収めブログに載せる人は少ないと思うが・・・・
この生ごみが来春の畑の肥料となるのだ。
実践的循環型生活っていうことで、段ボールに腐葉土と米ヌカを入れ生ごみを入れると微生物が分解して堆肥にしてくれる。
微生物の働くときの温度を見ると今日は65℃になっている。
卵を入れておけば5時間で美味しい温泉玉子が出来上がる温度になっていた。


園芸用スコップっで底の方まで撹拌するとモーモーと湯気が沸き上がるのが凄い。
まんべんなく新鮮な空気を含ませて中央に窪みを作ったところへ生ごみを入れる。


しっかりと撹拌して生ごみを全体にばら撒くようにかき回して上を平らにならして作業の終了となる。

ものの10分程度のことで生ごみを町の焼却炉で燃すこともなく自分の畑の肥料になってくれるのだ。
一般的な行政の焼却炉は水分を多く含んだ生ごみを燃やすのに化石燃料を使う。
石油で生ごみを焼却すれば炉の温度が高くなりすぎ、今度は水道の水を撒くと云う。
生ごみは資源として堆肥にすることでCO2削減にもなるし、安心な畑の肥料ともなる。


最後は布カバーをかけて更に演園芸用苗カゴを被せる。
これは冬場は必要不可欠なアイテムで、野良ネコの炬燵化防止策でもある。
彼らにとって寒空の暖かな段ボールは最高のプレゼントだと感じているようだ。
カゴを被せないと布カバーごとすっぽりと段ボールに入り込んでいたことがあった。

昼間は暖か南の風が入っていたが今は、激しく雨が降り冷たい空気に変わっている。
一気に落葉松も色を変え桜の葉も色付きはじめた。
集落の一番美しい季節がこの初冬から春にかけてだろう。
雨があがれば白い浅間山の姿が見えると本格的な冬の到来になる。


寒くなってきた 朝の インディアンサマーは吹き飛ばされたのだろうか・・・
コメント (4)
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快晴の上天気のなか エコ教室を開催

2009年11月01日 | 日記
10月31日(土) 快晴 雲ひとつない一日 なんとなく靄が発生した午後

午前中は『たてしなエコ・クラブ』のリベンジ・・・児童館のエコ教室を展開。
8月末のエコ教室は曇天でソーラークッキングができなかったので工作室でエコたわしを作った。
児童館からも是非、エコクッキングをとのことで天気を心配しながらも今日に至った。
普段の行いが良いことを立証するような晴天・青天井のなか三台のソーラークッカーを運び込み開会した。


クッキングの目的の第1はホットケーキを作るということ。
南部鉄のフライパンを充分に熱して油を曳くと煙が上がるほどに高温になるまでは5分も必要なかった。
ホットケーキの種を流し込みクッカーに載せると直ぐに泡が上がってくるほどに今日は天気に恵まれた。
表を焼くのに5分も必要なかったと思うほど直ぐにひっくり返し焼き色が綺麗に着いた表を見て子どもたちから歓声が上がる。


たてしなエコ・クラブの環境プログラムは町とJAとの共催の“こめっこエコ体験学級”で発揮されている。
今日はソーラーを使った循環エネルギーを大切にしようと云うことと自然回帰も含めての原始火おこし体験もプログラムされている。
見てとやるとでは大きく異なり子どもたちも真剣に取り組んで火おこしをした。


循環型社会、この町をエコタウンにしようと云うことで先ずは子どもたちに向けてわかりやすく理解してもらうのに紙芝居を使った。
手作りの循環型、脱温暖化からワンダリー・マータイさんの“もったいない”活動まで声色を使い分けての上演だった。


午前中と云う短い時間だったが土曜日で参加する子どもたちも14名と少なく少々残念だが・・・・
来週11月8日のふれ愛むら環境フェアの前宣伝には良い機会だった。
児童館からは来年度は定期的な環境学習会開催の打診もあった。
カリキュラムを“こめっこエコ体験学級”とは別の角度から練るのもこれまた新しい課題となることだろう。
上天気の半日子どもたちに楽しんで学んでもらえたのが良かった。

午後は紫玉ねぎの植えつけを予定していた・・・・未定に終わった。
夜はたてしなエコ・クラブのスタッフミーティングで、来週の環境フェアの看板作りができた。
充実したエコの一日、 早寝ができれば節電エコとなるのだが・・・・夜型が困ったものだ。
コメント (6)
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