田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

夏の青空 夏の花「ソバナ」は『旗竿桔梗』のようだ

2010年07月04日 | 日記
7月4日(日) 曇り   雨   午後には青空が広がり爽やかな夏の風が入ってきた

ハッキリしない天気で夜が明けたが・・・・
午前中を過ぎると徐々に雲がきて青空が覗きだした。
北側のスズランと入れ替えに夏の花ソバナ(蕎麦菜)が開き出す。
腰くらいの高さに伸びた茎に沢山のベル型の紫が目立つ。
      

今まではソバナと思っていたし深く調べた訳でもないが・・・・・
この度のUPで図鑑やネットで調べると《ハタザオキキョウ》が正しいようだ。
向島百花園のHPに詳しく書かれ、ここでは『雌しべの先端』の裂けかたで別れるようだ。
http://homepage2.nifty.com/nijime/pages/kubetu-sobana.htm


確かに雌しべが長くベルの先端から飛び出している。
これが時を移すと3つに裂けるのだがその裂け方が芸術的なのがハタザオキキョウ(旗竿桔梗)とされている。


午後4時を過ぎたころは青空と白い雲が浅間山を僅かに隠しているが夏の思い出が蘇る。
裏山ではキツネの嗄れた雄叫びが聞こえるが“ランプ”が呼んでいるのだろうか。
      

まさかこのまま梅雨が終わるわけではないだろうが、アジサイも花を開き初めた。
アイボリーの蕾が開くとブルーに変わる・・・・
花が終わるまではあと5回色替わりをみせてくれるはずだ。


アジサイの咲く日本的な雰囲気なのだが、近くにあるハーブがエキゾチックな香りを充満させ出した。
1~2mmの小さな花が花が僅かな数だけ開いたのだが・・・・・
辺りの雰囲気は香辛料の漂うカレーショップの看板を探してしまうほどだ。
砲弾型の蕾を見るとそうとう大きな花が咲くことを想像するのだが、先端は引き金を引かれて飛んでいってしっまたような咲き方だ。


カレープラントより2段下がったところには、これも香りというとりも臭いと云う表現がよいドクダミが咲き出した。
このドクダミは益子の陶芸村の窯元で分けてもらった一枝が東京で根付き、その後信州に来ている。
俺は臭いも花も好きで更に、太陽に適度に当たると更に色が赤くなるのがよい。
また、陽の当たらない樹木の下では濃い緑のドクダミの葉にアイボリー色のフが入るのだが、これがまた趣のある風情となる。


急に夏のような爽やかさに満たされた庭となると、南側ではオカトラノオが咲き出した。
初めは花壇だったのだがどこからから種が運ばれてきた増え出すと草むらと化している。
彼らは草どうしで重なり合い強い風や雨から身を守るのだからこれも優先させなければならないだろう。


この花が咲き出す頃にはストーブの薪割りを始めることになっている。
チェンソーの刃を交換して薪割り機のエンジンを整備してからの話だが・・・・
コメント
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