田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

山もいろいろ 花も夏モードに入れ替え

2010年07月19日 | 日記
7月19日(月)休日  晴れ  快晴  午後からは 雲が多くなる 

気持ちよく晴れた・・・
涼しい風 朝一番でと行きたいところ、朝日には負けて既に30°位昇っている。

いつものランプの散歩道に向かう途中、コーナーのブラインドのところで狸と出会った。
彼も何か考え事でもしていたのか、あまりにも間近だったのでカメラを構えるまもなく・・・
彼は脱兎?脱「狸」のゴトク ドサドサと藪に入り込んだ。

再び静寂のなかウグイスがけたたましく啼く
谷がある訳ではないが、彼は谷渡りを日々繰り返している。
日の当たるところにでると、“ヤマブキショウマ”と思われるがピンクの花が咲いている。
入梅のころに咲いていたのは白、清楚な感じだったが淡いピンクはそれなりに夏の花なのだろう。
      

小さな花の集合体だが、一つの花を見ると白に近い。
花弁よりもシベの本数が多く、その先にはやや水色かかった玉のようなものがる。
花粉でも入っているのだろうか?


朝陽がだいぶ高くなって来たが6時を過ぎたところ ・ ・ ・
蝶たちは太陽の光を受けて体温を暖め、活動の準備をしているようだ。
じっと動かない ・ ・ ・
はじめはセセリチョウかと思ったが、翅を徐々に伸ばし始めると“ベニシジミ”と分かった。
もしかして、羽化したばかりなのか?
     

“ヒメキマダラセセリ”稲科の草に止まりゆっくりと上下しているのを見ると、意識的に楽しんでるように見える。
普段は落ちつきがなく飛び回っているのだが、目覚めには弱いのだろう。


二散歩進むとくずのツタがはびこりだしたところで大きな葉の上に落ちるように止まった蝶。
瞬間的に豹紋蝶と分かったが、なかなか翅を広げてくれない。
頭の上では高い木の梢でシジュウカラがジュクジュク・チチとうるさく啼く。
其方に気をとられて上をみて再び視線の落とすといない。
“ウラギンスジヒョウモンチョウ”家に戻ってから図鑑で調べた。


散歩コースを往復する形でふっと見ると“クララ”の花が咲いていた。
オオルリシジミの食草と云うことで、気になっていたのだが ・ ・ ・
花は蕾の段階で虫に食われているところは見たが幼虫は発見できなかった。
なんとなく筒状の白い花 花が咲くまでにオオルリシジミに食われて欲しいのだ。


夏の陽射しと共に花もズンズン夏モードに変わっている。
薄暗い森の地面に近いところは笹に覆われていたが、その中に数本の白い花“オカトラノオ”が顔をだしていた。
この笹藪は鹿たちの獣道が縦横に通っているが、夏の太陽が差し込んでくれば、お花畑になるのだろう。


家に戻ろうと来た道を下りかけたところで、夏の空が広がっているのに浅間山を見なかった事に気がついた。
再び狸に出会った暗い森を通り抜け開けたところまで戻った。
太陽が高く昇っているので、浅間山は白けた表情をしている。
夏の山は日の出直前か、夕方の光線の良いとき以外はあまり絵にならない。トオモウンダガ ・ ・ ・

雲海の表情もない ・ ・ ・
こんな夏の浅間山なら見せないで!!と聞こえそうだ。。
コメント (4)
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