田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

東方西走 右往左往 夏日だと云うのに

2010年07月20日 | 日記

7月20日(火) 晴れ  雲は多いが 熱い 夏日のように風が生ぬるい

一日の予定を思いながらいつもの散歩道から外れ峠から西へ坂を下った。
今では人が通ることもない、中山道の裏街道「大内道・松本道」20年前にまでは、隣町・長門までは歩いて行く人もいたと聞く。
今では峠から下り左に折れた先で道が消えている。
そこまで降りて行く間にはウグイスの声が真横から聞こえるほどの快適な道だ。

折り返して今度は急な昇り坂、長靴でも地面に堆積した腐葉土で滑る。
息が切れ汗がでる・・・ 頂上に着くと左側には地蔵尊が2体赤いずきんと前垂れを掛けられてているのが目に入る。
集落では「六天様」と呼ばれ4月にはお祭りをしている、子育て地蔵尊。


六天様を過ぎると右に折れていつもの散歩道に出るが、ここからは道普請で草刈りが行われている明るい道になる。
夏草の代表的なタケニクサが草刈り機で倒され掛けたまま頭をもたげている。



初夏には白い花を見せてくれたガマズミも今では緑のシャンデリアのような姿
秋には赤く火を灯したようになる。



朝霧に太陽の光が弱くなった。
風もないのに草が一本だけ揺れているのでのぞき込むと、雨蛙が不安定な格好・・・・
オタマジャクシからカエルに変わったばかりなのだろう?
しっぽでバランスをとるような癖が残っているのかもしれない。


ジャノメチョウも羽化したばかりなのか、翅の折り目が伸びきっていないように見えるが?
鳥たちには蛇の目に見えるという翅の文様もなぜか怖さはない。


草むらを覗き込むようにしてゆっくり歩くと目立つ色をした七つの星を持つテントウムシがいる。
身体と首、更に頭と続くのだが、その先の口は小さい。
朱と黒だけと見えるが首と頭にには白くあしらったデザインは何を表しているのだろう。


朝の散歩もこの草むらが続くところで時間がとられる。
散歩と云うよりも遠くから見れば徘徊、落とし物でも捜しているように右往左往している。

午前中には東へ、そして午後1時には児童館へ行く。
予定を決めたときには、未だ涼しかったころの話、今は夏になったばかり身体も熱さになれていない。
夜には町のパン作り教室でカレーパン作りにでかけた。
簡単に作れると云うことだが、カレーにはパンチの効いた香辛料が旨さを支えることが見えた。
コメント (2)
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