田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

男女共同参画が町にやってきた

2010年09月04日 | 日記

9月4日(土) 晴   心なしか涼しい風が吹く  夕方は過ごしやすくなった

昼から町で男女共同参画なるフォーラムが開かれる。
東京ではあまり耳にしなかった言葉だが、職場では女性が多かったためか男も女も余り変わらなかったように思う。
しかし、今思えば給料とか制度とか平等でも、女性から見ればいろいろあったのだろう。

しかし、このイベントの参加者は圧倒的に女性が多い。
また、実行委員長もTN女史、女史と云うには若すぎるキラキラの女性、他の役員も男性はすくないようだ。
ステージでの事例発表をしたYK氏が唯一、男性だった。
彼が長年ったお母さんの介護をして自宅で看取た話をしてくれた。
男性が介護をすると云うたいへんな日々を、ユーモアを交えてウイットのある言葉で伝えてくれたのには感動した。

「お話バスケット」と云う町内のグループは町の民話や偉人伝を大型紙芝居にして活躍している。
彼女たちの発表した新作『保科五無斎先生』は時間の関係と云うことで後半からだったのが残念だった。
前半で時代背景や五無斎先生の人となりが解るのだが ・ ・ ・
ナレータの説明が多く、いつものような声の掛け合いが少なかったことも盛り上がりに欠けた。

後の講演会に時間を取りすぎて、話も余所よそしさを感じてしまった。


今日のイベントが大成功に終わったことは女性陣の活躍ならではのこと。
たてしなナデシコ隊に敬意を表して裏山の花で称えたい。


女性と云っても花盛りだけが持て囃されてはいけない。
花が咲き、実がなって子孫を残す、ハマナスの実も順番に老いることを教えてくれている




話題は変わり、山裾にも秋空が多くなった。
昨年はダメになたと思った、フサフジウツギにイチモンジセセリが止まった。
小さな花の集合することで華やかさは格別なものだ。



昨年は気がつかなかったが散歩道の脇でミヤマノダケが花を開こうとしている。
この花も集合たいで小さな花が開くと白が目立つようになるのだろうか?



話はもどるが、イベントを仕切ったり日常のコマゴマしたことは女性には叶わない。
山椒の赤い実を見て云うわけではないが ・ ・ ・
コツブデカライのは女性に似合う言葉だろう。



男女共同参画なのに、女性を褒めたり持ち挙げてばかりはまずい。
耕作放棄地を覆い尽くすガガイモのツル。
嫌われ者のブアクサをも倒して姿を隠すほどのパワーを秘めている。
ガガイモの花は分厚く芯がありそうな男性花と思っていたのだが ・ ・ ・


長野県内、北信・南信・中信・東信、77市町村から、小さな立科町へ大勢の方々に来てもらった。
どのようにこの町を見て感じてくれたのだろうか?
標高差2000mの立科町、どこから来るのも山を越えなくてはならないが、また来て欲しいものだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする