田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

9月だから防災 食欲の秋でもあるから

2010年09月25日 | 日記
9月25日(土) 曇り   晴  素晴らしい秋晴れ  寒む~いい 一日

朝飯を抜きで町の老人福祉センター前に馳せ参じた。
9月も終盤となり遅ればせながら、災害ボランティア訓練が開かれる。
食欲の秋と云うことではないが、後生大事にしまい込んでいた備蓄食料が大量に期限切れとなった。
カンパンにパンカン、水で戻るあんころ餅まであった。

こちらではアルファカ米という段ボール詰めのビニール袋にお湯をいれて20分でできあがる。
あとは列になってラップを広げる人、それを受ける人が向かい合い、受けたラップに茶碗一杯の米を乗せてもらう。
それをオニギリのように丸めて盆に並べる ・ ・ ・
       

人数が多いだけに大量の食料が用意されるのだが、中でも兆超高級品(高額)なのはパンの缶詰!!
カンパンは中に入っている氷砂糖が注目されるが、パンカンはケーキのようだと大喜び。
しかし、数が少ないのは災害時に皆で分けて食べるおいしさを体験してももうろうと、ムリヤリの理由付け。。


災害ボランティア訓練がはじめっから試食会状態で始まった訳ではない。
防災の本部仕様のヘルメットから災害ボランティアの受付までしっかり準備が整っている。


7時30分集合時間5分前には全員が集まり、訓示の次に班分け、ニーズ班、炊き出し班、
土木建設班と分かれて災害時のシュミレーション
真剣勝負そのもので指示書が飛び交った。



その中でも本格的に動いたのが炊き出し班だった。
10分以内に100数十個のオニギリが完成。
      

あとは炊き出しの大釜の扱いを学習しながら、反省会へと相成った。
大勢の参加者も稲刈りの始まる時間には三々五々引き上げたが ・ ・ ・
残る人ほど作業を振り返り、良い意見が繰り出された。


朝からの慌ただしく動き回ったことで疲れたのか、この一週間の中で激しい気温差に身体がついて行けない。
昼から夕方までに持ち帰ったオニギリのお陰で一日災害に遭ったようだ。
夜の会議に出かける前には浅間も淡い夕景に沈んでいった。
コメント
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