田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

素人ながら 山の天気は予想がつく

2010年09月05日 | 日記

9月5日(日)  晴 相変わらずの夏日  午後からは不安定な雲  夕方 雷雨

午後 畑の草刈りをするにも取り残したカボチャなどがあると困るので一回りした。
草の陰になっていたカボチャをバッサリと草刈り機で切ったとき瞬間的にビクッとする。
今年は種を蒔くのが遅かったので日照時間が少ないと雌花ができないと云う。

一つも見つからなかったが、嬉しいのはベニシジミが草の穂に止まっているのに出くわした。
翅にヒダををよせている姿は初めてみたが、涼しさを求めているのだろうか。


目を横に移すと毛虫が俺を見ているように見えた。
草の穂先までよじ登り行き先を失って風に揺れている。



何の虫かとレンズで近づけ見ると ・ ・ ・
驚いた!! 花だ  米の花のようなシベが紫色が雄蘂、黄色いのが雌しべだろうか?
図鑑を見てもネットで調べても名前がわからない。

        《この草の名前教えてください》

家の玄関前では鉢植えの周りを低く飛び交っている蝶がいた。
止まったところを見るとはじめは蛾かと思ったが、ウラギンシジミ蝶だった。
飛び立っては一回りしてまた薄暗いところへ止まる。
翅を広げてくれると赤と黒の派手な文様が見えるのだが ・ ・ ・
じっと閉じたままの姿勢を崩さないが、足の太さが印象的だった。


目の前の陽の当たるところではデュランタが満開近くになってキアゲハを呼び込んでいた。
細かく翅をばたつかせては花から花へ、時たま高く屋根の上まで上がっては再び戻る。


裏山との先にはキンミズヒキが咲き出していた。
赤いミズヒキは夏陽の暑さに葉を茶色く焦がしているが、このキンミズヒキは日陰を好むようだ。



近くで見ると五弁の花びらにシベがあり梅の花のように見える。
僅かな風にも揺らぎ一㎜にも満たない花はそれに耐えているように見えた。


山際の草むらの中からはいろいろな色のバッタが飛び出す。
中には羽音をたてながら遠くまで飛ぶ。
驚かされるのはカマキリが不格好な鎌首を挙げたまま羽を広げて向かってくる。
この草むらでも珍しい花?実??を見つけた。
麦の穂のように髭が長く赤い色が目立つ
植物の意味ある姿なのだろうが何故このように髭を長くするのだろう?


自分の回りの草むらを見ても名も知らぬ草ばかり、そこを住処にしている虫たちの名前も分からない。
自分の足の下にある草の名前くらいは知らないと申し訳ないような気がした。

西日が暑さを残しているが雷雨を予測する雲が北の空から昇りだした。
毎度のことだが、この雲の勢いで雷雨が来るか否かがわかる。


夕方7時からは激しい雷と雨!!
稲光と同時にバシッとかジッっと云う音と共に地響きがした。
9時には雷も遠ざかりパソコンの電源も入れられるようになった。
コメント (2)
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