田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

広大という言葉と文字が相応しい 夢が広がる

2010年09月09日 | 日記
9月9日(木)  曇り   涼しい朝   昼からは 青空が広がる

朝は曇り空ながら、雨は落ちてこないと確信しつつも山に向かうSさんの車に乗る。
行き先は白樺高原・長門牧場内 “モンゴル乗馬 ノーサイド”の Cさんを訪ねた。
http://shinshu-online.ne.jp/joba/noside/

彼とは3年前の立科町の町づくり研究会で部会は違ったが、何回か合ったことがある。
俺は福祉・教育・環境部会、彼は観光部会で熱く古道について語っていた。
迎えられたオープンデッキには彼が歩いて確認した古東山道の写真が整理されている。
ここの乗馬クラブは外乗りが専門だと言うこともあり、古道を馬で歩くというロマン満ちあふれる話が聞けた。




町づくり研究会でも古東山道をウォーキングコースにすることを提案したのだが、行政の立場では難しいことが先に立ち立ち消えになっていた。
しかし、この町では『古東山道』は御法度かと言うと、町のあらゆるところで文字として表れている。
その中も我々が普段活用している
町誌でも表題に使われている。
立科町誌の紹介(全5巻)
http://www.town.tateshina.nagano.jp/kurashi/91/000458.html



また、実際の山の古道をどのように活用するかなどは、町の“すずらん学級”の企画書にも大きく採り上げテーマとされている。
歴史の道ふるさと再発見「立科すずらん学級」開設事業
http://www.pref.nagano.jp/xtihou/saku/seisaku/genki/20jisseki/29.pdf
『いにしえの浪漫漂う令制以前の「古東山道」と芦田宿 ・ ・ ・』と謳っている。

しかし、彼からの話で知ったのは、立科町の西の地続き『長和町』では、この古東山道を含めて壮大な事業が展開されているといことだ。

 《ノーサイドのオープンデッキにはモンゴルゲルが数棟並べられている》

立科町の白樺高原を含めた『霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイル』と言うトレッキングコースができ、すでに整備されていた。
案内表示板もきれいに整いコースは自然を壊すことなく歩きやすく整備されているという。
Region-A 詳細 長門牧場 >>> 大門峠  
http://c-trail.jp/trail/region-a.html

 
     

お隣の長和町は長門町と和田村が合併してできた町。
今までも学芸員の方などとは町の歴史研究会で交流がある。
隣の町ながら素晴らしい企画を実現させている。
我々も町内を通る古東山道を歩き、近い将来多くの皆さんと、中山道・茂田井宿から歩いてみたい


信州・長和町観光協会 Official Site

季節の旅便り - 霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイル

http://www.nagawa.info/modules/weblogseasonal/details.php?blog_id=24



たてしな町には古くからの道が多く残されている。
中山道などは新しい道で古東山道、信玄棒道、大内道、小諸道、上田道等々挙げたら切りがないほどだろう。
一つひとつにロマンがあり、昼までの時間すっかりハマッてしまった。
素敵な乗馬クラブだがロマンばかりはNOSIDEにはしたくない。
コメント
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