田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

夜明けのページェント 秋はしっぽりといきたいのだが

2010年09月29日 | 日記
9月29日(水) 晴   眩しい朝陽  午後からは 雲が張り出す

まだ夜が明けない内から起き出してゴソゴソする。
ごそごそするのはArgoやAslaではなく、俺なのだだが ・ ・ ・
彼らは夜中中運動会で廊下を駆け回るためか、朝には弱い。


俺は忘れ物を思い出してリュックサックのポケットや鞄の中を見回すがない。
机の中までを探しだすと 誰かの歌の歌詞ではないが、リズムと旋律を付けて唄いだす。
声がうるさいのか音程の狂うところが気に入らないのか、Argoはすこぶる期限がわるい。
新しいベッドには見向きもせずに床に敷いたボロタオルが彼のお気に入りのようだ。


そんなときのSalaは“さわらぬ神にたたりなしと”知らぬ存ぜぬを決め込む。
だからと云って爆睡しているわけでもなく、しっかりと耳をピクピクさせて
Argoだけが美味し物にありつくことなどは許せないのだ。
彼の爆睡ぶりは誰もがだまされ、まるで電池を外されて折りたたまれたコオモリのように見える。


ワンコーラスの歌を歌え終えても捜し物は見つからない。
もっとも思い出したのが夢の中のことなのだから始末が悪いのだ。
東の空が白み始めてからあっという間に朝焼けに変わった。
今日も雨が降るのかと思うほどに黒い雲に覆われていた上空も朝陽と共に動き出した。
コマ落としでみれば雲たちがダンスを踊っているかのように光に合わせて変化を見せる。
        

一瞬だが、浅間山が雪を被ったのかと思うほどに雲が張り付いている。
富士山は初冠雪を迎えたと云うことだが、秋の美しさは紅葉だけでなく朝陽に踊る雲も仲間にいれてやりたい。



太陽が昇るにつれて景色が変化するが、鎮守の杜を通して一点の光が差し込んだ。
祭りを終えたばかり神々しさもひとしお、天狗の御威光とでも云うのだろう。


こう言う時間帯になるとArgoは母親も起き出して、彼女の動きをじっと観察する。
自分の朝飯を準備するのは音で察するらしいが、それまではこの得意のポーズを維持する。
このときのSalaはと云うと我慢ができない。
カメラで追い回そうが、号令を掛けようがカウンター越しに自分の朝飯をのぞき込むのに大きくジャンプを繰り返す。


Argoはどこで身につけたのかはしらないが、彼の食事の用意する音がするとこのポーズをとる。
俺でも彼の母親でも足下にきてオスワリをしてから首をかしげるのを繰り返す。
しっかりと子犬の生き方を心得ているのか誰が見てもカワイ~イと云う表現をするのだ。


動物、特に犬を飼っている人からは2頭以上飼うのに片方だけを可愛がってはいけない。
どんなことがあっても平等に扱わないと“飼い犬に噛まれる”ことになるよ!!って云われそうだ。
写真をブログにUPするのも平等と云う、正しい犬の飼い方からすれば当然なのだろう。

しかし・ ・ ・ お恥ずかしい話なのだがSalaにレンズを向けるとだいたいが尻尾だけだったり
鼻先が写る。
競馬の馬のような身体つきだが、かれは歴とした犬、しかし、カメラを向ければ常にスタコラなのだ。
それはそれは軽快にギャロップのステップでファインダーから出て行く。


平等と世界平和のためからSalaの写真をUPした。
決して、皆さんにお見せすることが目的ではないことをお断りしたいのだ。

Salaよ 貴方はカワイイよ 決して ついでに頭をなでるわけもないことを知ってほしい。
なぁッ Sala
コメント (4)
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