田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

動物園かのように 悠然と散歩する 白鼻芯 

2010年09月28日 | 日記
9月28日(月) 雨   午後には止む  僅かに 青空が覗く

昨日から降り続いた雨もやっと昼過ぎに止んだ。
家の中は寒さが一層を感じられるなか、昨日届けられた広報誌の校正に向かった。
それを済ませてから、昼飯前には関係している団体のブログに記事を送った。

一つは『東信州田舎暮らしネットワーク』で、来月にイベントがあるが、
町の大きな行事“中山道ウォーキング”とバッティングしてしまった。
時間を多少ずらしたのだが ・ ・ ・ 
どちらも魅力のあることには変わりないのが辛い。
http://blog.livedoor.jp/inakagurashinet/

もう一つは『立科町町民活動センター』の広報としてブログを発信している。
ここでは先日の日曜日に商工会女性部が「ゴミ拾いボランティア」をしたこと。
また、土曜日に『防災訓練』をしたことも載せ忘れていた。
http://blog.goo.ne.jp/cyoukatutowntateshi

ひととおりの作業を終えると昼の時間はとっくにすぎて2時近くになってしまった。
いつの間にか雨は止み東の空は雲が切れ青空がのいている。


簡単に昼飯を済ませて外へ出てみると、蝶の姿はほとんど見えない。
白樺レストランへ行ってみるがクワガタもヒカゲチョウも見えない。
ところが ・ ・ ・ 目を大内道に向けるとタヌキでもない尻尾の姿からはカモノハシ?
動物園のようにゆっくりと警戒心は全くないようだ。


タヌキにしてはスマートだし、アライグマにしては尻尾が違う。
バランスの良い体型からは健康な動物らしい。


おっとりした動きとは相反して足の爪を見ると獣そのものだろう。
ツキノワグマよりトゲトゲしく、鋭い爪の先はヒグマにも匹敵する。
鼻筋の白い文様からハクビシンだろう。


山からの絞り水が流れるハケには最近沢ガニが姿を見せている。
彼?彼女?はその沢ガニを求めて白昼出てきたのだろうか?
寒さが増していて冬を乗り越えるための食料が必要のようだ。


俺の目の前に来てもミミズでも探しているのか気にしないようだ。
人間の存在を認めながらノンビリと午後の散歩を楽しんでいる。


俺が裏山を散歩をしているときには彼らは、『ナンテ ケイカイシンノ ナイ ヤツ ダロウ』って見ているのかもしれない。

ハクビシンやタヌキに大切な農産物を荒らされている。
ここの集落でも町のどこでもそのことを耳にする。
俺がこのように間近でカメラに納めていることも苦々しく思われる人が多いことと思う。
山裾の獣たちに成り代わって“申し訳ない”と述べたい。
コメント (2)
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