田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

道普請 草刈りはこれでおしまい

2010年09月19日 | 日記
9月19日(日) 晴   午前中から 晴れてはいるが なんとなく不安定な一日

夏の暑さはすっかり失せて涼しい風が吹く。
道普請と云う恒例の集落の行事だが、7月の真夏とは違い気の重たさはない。
緑濃い山と見えるが地目は畑、嘗ては朝鮮人参を創っていたと云う。


道普請ともなると花が咲いていようがいまいが、道に生えている物は全て刈り払われる。
軽トラがやっと通れる道幅だが両脇から草が生えてくるので刈ることも仕方がないことだ。
しかし、みれば青や黄色、白と秋の花が咲き乱れている。
これも風情など云っているわけにはいかない。
責めてもカメラに納めるだけはしておきたい。


ツルの先に咲いた花の名は解らないが ・ ・ ・
可憐な花ながらしぶとそうなツルは嫌われ者の第一位だろう。


アザミも帰化植物が多いと云われるが、これはアメリカオニアザミだろう。
既に種を風に運んでもらったものいるが、これから花を咲かせようと云うのもある。
数時間、イヤ十数分の命だろうが、なぜ道の直ぐ脇に根を下ろしたのだろう。


このあたりは湿地帯ということもあり芹の仲間なのか、この手の花が多い。
集落より一段高くなったところは昔飲料水を曳いた所だという。
今でも4軒だけが池に水を曳いていると聞いたことがある。


山の中腹までくると竹が多くなる。
信州では孟宗竹のような太い物はできないが、篠竹?のようなものがびっしりと生える
鹿や狸の隠れ家になると片っ端からバサバサ刈り払うのだ。
ここも俺が移り住んだ頃はきれいな畑だった。
ジャガイモや大豆が植わっていたが、いまでは獣の餌になるだけだと放棄されている。


山の上まで行くと栗の木が多い。
昔は堰が通っていて水路の補修をするのに栗の木が必要だったそうだ。
それも今では埋設された管を水が流れているので栗の木は見向きもされない。


約2時間の草刈り作業となった。
下り斜面の左側の草を刈ることが多かったので普段より腰の痛みを感じる。
火曜日に発行する情報誌の最後の校正がメールで届いた。
間に合わせなければならないが ・ ・ ・
明日は敬老のイベントがある。
コメント
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