田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

涼しい風 外仕事の応援歌のような風の音

2010年09月07日 | 日記
9月7日(火) 晴   雲は多いが流れる  台風の余波だろうか 心地よい風が一日中吹く

朝から台風の余波だろうか風が強く、雲は北西から南へ走るように流れている。
浅間は夏の蒼い姿を見せているがあと、二ヶ月もすれば初冠雪となるのだろう。
窓から見ると静かな東信州そのものが見えるようだ。


朝飯を片付けてからすぐに畑の草刈りをした。
期待していたタンクロ枝豆は熟す直前に鹿に食われてしまった。
たくさん実がついていたが、軸だけが空に向かってツンツンとたっているだけだった。
一時間半をかけて一期に刈り払った。

タンクの燃料が空になったので給油をして、俺も休憩をとった。
白樺レストランに向かうと夏の終わり秋色の蝶たちで満員のようだった。
夏の終わりに何回か姿を見ていたが今年になってカメラに納めるのは初めてとなる。
俺の周りを目の回るように飛び交って止まったのが“ヒメアカタテハ”だろう?
おなじ種類が2頭いるようだ。
止まっているのに目には未だ舞っているように見えた ・ ・ ・


少し上の処にもう一頭が止まったが、その近くには“キタテハ”が席をとっている。
樹液を吸うのには他の虫がアナを開けたところを蝶が奪い取ることが多い。


隣の木ではキタテハと“サトキマダラヒカゲ?”かなり接近しても翅を広げることもなく相性が良いらしい。


白樺レストランもかなり強引に木にアナを開ける輩がいるらしくひどいことになっている。
暗いところを好む“ウロヒカゲチョウ”は強い風が風いても微動だにしなかった。


白樺の根元は3本まとめて植えたためか木が太くなって暗い影ができている。
そんな暗いところにはクロヒカゲがここでもじっとして動かない。
地面に接するところだと湿り気が多く水分の調達には良いのだろう。


少し離れたイチジクの近くでは地面に老いた枯れ枝などが貯まっているところか
蝶がズンズン上に向かってあるいている。
立てに置かれた枯れた枝をつたい列になって3頭、4頭並んでいた。
彼らの習性か螺旋状に昇ってくるのがおもしろい ・ ・ ・
翅がこちらに向いた時に見ると“サトキマダラヒカゲ”のようだ。
       

休憩時間を終えて次に東側のドッグランの芝を刈ろうと向かうと、薪を積んであるところ蜂を見つけた。
薪割りの時に木の中のアナに虫をためて卵を産む ・ ・ ・
どんな蜂かと思っていたが、“オオフタオビドロバチ”という。
彼らはこのアナを巣にするわけではなく幼虫を育てるために利用するらしい。
スズメバチの仲間だというから、鋭い針を持っているのだろう。


昼飯までに一気に東側まで進んだのはよいが、少々草臥れた。
土手の草刈りは膝からしたがキツイ!!
今日は台風の余波のために涼しい風が吹いてくれたので久しぶりに効率がよかった。
コメント (2)
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