田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

秋にはほど遠いと思うが 自然は着々と準備を怠りなく

2010年09月02日 | 日記

9月2日(木)  曇り   晴れ  風はあるが湿り気も含む  夏日の一日

このところの暑さでカメラをもって蝶を探すことも、白樺レストランで待つこともない。
暑さに負けてるのだ ・ ・ ・
日中は外に出るだけで汗 ・ ・ ・ ならば、早朝と云うことだがぁ ・ ・ ・
怠惰に慣れっこになった俺は動けば汗が出ることを嫌っている。

そんな俺を悔悛させようとキアゲハがきてくれた。
朝飯を摂っているときに目の前のデュランタにとまった。
止まったと云っても翅を休めるわけではなく、つにね羽ばたいている。
何度も高く飛び立っては屋根の上を一回りして戻ってくる。
“カメラを持って外へ出てこい"と云っているようだ。
   

云われるが侭に蝶にピントを合わせてシャッターを切ると再び高く舞い上がって今度は戻ってこなかった。
デュランタの花は最近咲き出したばかり、今年はやけに花付きがよい。
これから秋の入り口をこのブルー紫が飾ってくれる。
   

外に出たついでにイチジクを見ると相変わらず下の方の熟した実には獣の歯形ついている。
半熟の実はガブリと囓ったまま片割れが地面落ちている。
そこへ蝶たちが陣地を張り密を吸っていた。
イチジクの葉の上では充分に栄養が満たされたのか、交尾を迫っているカップルがいた。
タテハョウの仲間だが、こう言う姿を見るのは始めてだ。


午後、外を眺めていると夏中ユニークな花を楽しませてくれたホクシヤの様子がおかしい。
葉が無くなって軸だけのところが目立つ ・ ・ ・
外にでて近くで見るとヤハリ 蝶?か蛾の幼虫がいた。



茶色だけだはなく緑のものもいた。
下には彼らの糞が枯れ葉と共に散らばっている。
Mが大切にしている鉢植えの花たち ・ ・ ・


目のような文様はヒカゲチョウなどと同じように鳥の餌となることを拒んでいるのだろう。
このての虫は蝶になるのか?それもと蛾なのだろうか?



周りの葉を全て食べ尽くしてしまった虫はもうすぐサナギになるのだろ。
Mに見つかれば箒でたたき落とされるのが習いだが ・ ・ ・
蝶の幼虫なら俺が代行して保護を申しでることも考えなければならない。


6時30分 暑い一日が終わったが、夕焼けが表れるには少々時間が早すぎる。
秋の日は“つるべ落とし"の如く ・ ・ ・ と言っても“つるべ”が今時は通じない。


兎に角、日が短くなったという事を実感した。

コメント
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