田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

霜月と云うには温かい一日 焚き火

2011年11月01日 | 日記

11月1日(火)  曇り  晴れ  秋空が快復 爽やかな一日

今朝は予報に反して厚い雲に被われて朝を迎えた。去年の薪材がまだ残っているのでそれを片付ける作業に迫られ、朝からチェンソーと薪割り機を動かした。リンゴの木も腐乱病にかかった木を焼却する焚き火、三時を過ぎると陽が陰るので、暖かさが嬉しい。 

 

ここ山裾の集落はすり鉢状で、東を除き山に囲まれている。東側の山には落葉松が多く、僅かに黄金色にはなっている。それでも西陽に照らされると秋色が濃くなり霜月になったことを感じさせる。 

今朝は9時過ぎから青空が広がりだし1時間もすると高い空の端から押し出されるように白い曇がつぎ々に湧いてくる。 

薪割りを休憩して辺りを一廻りすると、今年は数が少なかったベニシジミが傷めた翅を休めるかのように、ゲンノショウコウの葉の上に止まった。 

あかまんま(イヌタデ)が密集するところでは、ヤマトシジミが幾つも舞っている。その中で絡み合ってイヌタデの中へ落ちていく姿をみた。近づき、腹ばいになってカメラを構えると、胴体は密生した毛で被われ、顔もヒゲズラになっていた。 

瞬間的にカメラを向けて静かにこの場所をあとにしたが、今から交尾して卵を産むと卵のまま越冬するのだろうか? 

春になると虫たちの幼虫が出て来るが、彼らはイモムシの姿で5段階くらい姿を変える。下の写真の笹は葉を虫に食われた時は葉も広がる前で丸まっていたところを外から中へムシが入ったのだろう。青い実はアオツヅラフジ(青葛藤) 

ミニバラ・バレリーナの最後の蕾は開かないかと思ったが、このところの暖かさできれいに花を開いて見せてくれた。 

バレリーナのシベの中央に赤いムシのようなものが見えたのでUPしてみたが、どうやらムシではなさそうだ。若しや、受粉したシベが赤く変化すると云うことはあるのだろうか? 

昼飯を済ませてから再び薪割りを続けた。片付けをするころはすっかり陽が陰になってしまった。西日が最後まであたる東側の家々も既に山陰になっていた。 

裏山のニセアカシアはだいぶ葉が落ちた。今月中には手前の列になっている木を伐採することを予定している。

5時前には浅間の山々も西陽があたり夕焼け色に変わってきた。この後は闇に吸い込まれるのは数分の間だった。 

冬に向かう準備 しっかりした予定をたてよう

コメント
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