田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

雨にも負けず 大勢が集う ふれ愛むら

2011年11月06日 | 日記

11月6日(日)  濃霧   曇り  雨  午後には 本格的に降る

夜中には激しい雨音にテンションが下がる思いをしたが、目が覚めると音もなく集落は霧に包まれていた。山から降りてくる霧は重たいのか木々の枝の中、葉の裏側にまで入り込んで行くように見える。 

昨日テントを張っておいた“ふれ愛むら”8時30分からの準備はテントに溜まった雨水を落とすことから始まり、人数が揃ったところでテントの足を立てる作業で気合いを入れた。10時定刻の開会式が始まると雨がポツポツと落ち始める。 

俺の担当は社協の「ふれあいバザー」用意したモノが完売するぐらいに売れたと云うよりも『買ってくれた』と云う店長。 

 一時曇が切れ雨が止むと直ぐにテントの外へ商品を広げる。スタッフはブースを訪れてくれる人とのふれ合いが大切と云う。

“ふれ愛ひろば”の餅つきも人気のイベントだが、雨のためにガレージでの仕掛け、尽きたてのモチはきな粉とゴマに包まれてあっという間に三臼が皆さんの胃袋へ治まった。 

ステージの出し物は「手話の会」のフラダンスや小学生の歌や寸劇など、お楽しみな出し物が多く、中でもKマジシャンの手品は大受けだった。 

最後の〆はコーラスで元気な歌声で来場者との大合唱で幕を下ろした。 

このイベントでは雨は初めてということ、前回・前々回は環境フェアと合同だったが、第1回に単独で展開された「たてしなふれ愛むら」の形に戻り、障がい者健常者も一つの目的に向かって盛り上がったイベントになった。スタッフも参加者も来場者も“アメにも負けず” の実践者となり大成功といえるだろう。

我が家に戻ったのは4時、二日間のイベントを通じて福祉の町を自負することに町民ひとり一人の心意気が熱く思えた。

 

集落を囲む木々は久しぶりの雨に紅葉も一段と美しさを増したように見える。

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