田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

11月も明日で終わり 暖かい一日 のんびり過ごす

2011年11月29日 | 日記

11月29日(火) 曇り 温かな一日 夜は僅かに風が冷たく感じる

今朝も曇が厚くはりつき朝陽は届かない。昨日と比べる意味はないが、今朝の方が太陽が顔をだそうとする素振りは窺えた。浅間連峰をはじめ遠く群馬の山々も霞んではいるが見える。どうってことはない毎日の景色だが窓を開けると暖かく感じる。ムッとするような湿り気ではなく、晩秋の落ち葉の重なる匂いがする。  

 

いつもと変わらずに朝飯の支度はMが、片付けと洗い物は俺の役となる分業。二日おきくらいに伴う生ゴミを段ボールコンポストに入れる作業。今朝もプラケース(弁当箱形のタッパー)に入った二日分の生ゴミを持って段ボールの覆いをはずす。日曜日に入れた生ゴミは栄養価が高かったのか温度計は55℃を指していた. 

生ゴミの処理は、俺の趣味的なモノとされ、生ゴミ以外にも冷蔵庫の底からでてきた基の形が判らないものや、冷凍庫で嫌な匂いが付いてしまった食材などが窓から引き渡されることがある。

兎に角、人様が口に入れることができずに生ゴミとされた食材はこの段ボールの中へ入る。投入した生ゴミに米ヌカを混ぜ合わせ、更に基材(腐葉土+米ヌカ)と攪拌し、平らに均して作業を終える。10分くらいのものだろうか。これで町のゴミ焼却場へ運ばなくても生ゴミは処理できるし、最終的には畑の高濃度の肥料になるのだから止められない。

今日の生ゴミコンポスト続きは→ http://garbageate.exblog.jp/16887149/

 午前中はボランティア団体の後期事業の実施計画など目を通しつつのんびりと過ごすことに専念した。

遅めの昼飯を摂ってから外にでると朝よりも暖かい。今にも太陽が顔を出すのではと思わせ振りに曇が縞模様に薄くなっている。畑の脇のタンポポは先週末の強い霜に直立していた軸がやられ、種を飛ばす羽毛は枯れ葉に助けられて地面から僅かに浮いていた。

秋の深まる前に花の命を終えたキチジョウソウ。急に強い寒気に曝されたためか肉厚の花びらが枯れ葉色になっていた。いつもなら今頃は緑の種を着けているのだが ・ ・ ・  

少し前には裏山との境の土手に黄色い花を沢山見せてくれたヤクシソウ(薬師草)、強い霜にあたり花柄から綿毛をだして風に揺られている。この姿になっても時たまホバリングの名手ヒラタアブがきていた。タンポポの花にはきている姿を見るが、彼は越冬するのだろうか? 

今日きのう 空はかわらず 日乃出なく 霜月晦日 少しのんびり(哉)  

コメント
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