田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

春のような気候 イカリモンガも姿を見せた

2011年11月02日 | 日記

11月2日(水) 晴れ   温かい  午後からは薄曇が広がる  

朝から温かい空気、“小春日和”と云いたいところだが、未だ木枯らしは吹いていないし、初冬と云うにははやい。昼過ぎから外へでてアジサイの枝打ちなどどうするか見に行くと、未だ濃い緑の葉の上に小さいが派手目な蝶がいた。咄嗟のことどシャッターを押したが直ぐに不器用な飛び方だが上に昇見えなくなった。

今年は庭木を剪定しなくてはならいが、葉が落ちてからと順番も考えていない。北側の小さなヤマボウシやエゴの樹はだいぶ葉が落ちた。ヤマボウシを見ると未だ赤い実が着いているように見えたので裏側に回ると、落ちた実が小枝に挾まれているだけだった。

畑の西側を廻ると白いコスモスにムシがいるように見えた。このところ花を見るのもムシや蝶がいないかと目が先に探す。近づいてみるとコスモスの先に花が終えたものが花片の上に出ているだけだ。

今の季節バラが幾つか咲いているが、ドッグランのフェンスにもたれかかって赤いバラが咲いた。「犬がバラの棘で怪我をする」と過保護発言から根を引き抜かれたバラだ。バラの方もそれを知ってか少しだけ根を置いていったのかもしれない。しっかりと地中で育ち大きな赤いバラを見せてくれた。犬たちはこのところ、ここでは遊ばせてもらっていないことから、赤いバラが勝ったのだろう。

一廻りをして西の白樺の近くまでくるとノコンギクにイカリモンガの姿があった。“イカリモン”とはこの裏翅の中央にある白地のV字紋が謂われなのだろう。“ガ”と云うが何処が蝶と違うのか?この蛾は春にしか見られないと思っていたが、秋にも羽化するようだ。翅には傷もなく色も春のモノより濃いように見える。

今年は蝶のような蛾を8月に多く見かけた。アゲハモドキは8月18日のブログに載せたが、俺は一瞬クロアゲハ?と思った。 

http://blog.goo.ne.jp/kana655969/d/20110818

また、8月24日のオニベニシタバは白樺レストランに来て常連のカナブンを翅でたたき落とした“鬼”の冠を持つだけて猛者のようだ。

http://blog.goo.ne.jp/kana655969/d/20110824

アゲハモドキ、オニベニシタバも蛾と言うイメージの色ではないことから不思議に思うが、イカリモンガは「長い口吻」「細い触角」は蛾ではない。“蛾”と云うと羽ばたくだけで鱗粉がハラハラと落ちて如何にも汚らしいと思わせる。ノコンギクの紫の花びらと黄色のシベにこれほど似合う蝶はいるだろか?誰が“蛾”の分類に入れたのかは定かでないが蝶としても良いと思う。日本蛾学会、日本蝶学会 ・ ・ ・ どれを開いても答えは同じようなもの、ガとチョウの違いを明確に分けるのは難しく、何れも例外はあると云う。

俺がこんなに拘っても ちょう 難しい が

谷啓さんが存命であれば 明解な回答を得られただろう

オアトガヨロシイヨーデ。。

コメント
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