田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

香蕎麦 牛に惹かれて 布引登山

2011年11月23日 | 日記

11月23日(水) 晴れ   温かい  午後から 曇が広がる

小諸からの帰り、いつもは前を通り過ごしている「布引山 釈尊寺(布引観音)」立ち寄ってみようということで急停車。車から降りて見上げると頂上は遙か上、観音堂があるところまでどうやって登るのか?

案内板を軽く読み流して岩を削った石段を進む。樹木には黄葉した葉だけが僅かに残っていた。階段は落ち葉がしっかりとたまり、脇見をすれば直ぐに濡れ落ち葉に足をすくわれそうだ。

大きく岩が張りだしたところで登ってきた道を振り向くと、黒々とした樹木が霞幕のように後方の浅間山を見せている。この参道は岩をくり抜いたり、九十九折りに急勾配の登りになっている。角々には地蔵尊が多く、江戸中期に奉納され、参拝者の往来を見守っていた。

大きな伽藍のあるところへ登り着くと地面は石から土に変わっている。いままでの急勾配がウソのように車が止まっているのには興ざめしてしまった。伽藍の正面には大きな観音像だろうか?木彫りの象が立っている。脇の板壁には「布引」の由来が書いてあり、“牛に引かれて善光寺”の発祥の地だと謳っている。

小諸市観光協会http://kusabue.jp/nunobiki1.html

この先は切り立った岩を削って階段状の道を作ってあり、江戸時代に作られたのだろう。

細い道の突き当たりは朱に塗られた観音堂に着くが、本尊が祭られているのは更に奥の暗いところ。この観音堂は崖から突き出ていて、欄干まで行くには勇気がいる。ここから眺める伽藍(寺務所)がよく見えるし、晴れていれば蓼科山も見えるのではないだろうか。

 

帰りは登りよりも怖い急斜面になる。石段も高さがあり、片足を降ろす靴の底が届くまでに転びそうになる。ゆっくりと景色を楽しみながら散策には丁度よい距離だろう。詳しくは下記サイトをご覧ください。http://www.city.komoro.nagano.jp/www/contents/1248916342456/index.html

布引観音に偶然に立ち寄ったが今日、出かけた目的は他にあった。20日の日曜、今年の毎月行った国道142号線のゴミ拾いの先導役三人の企画だ。仲間を増やして新蕎麦を食う会とすることだったが、日程も急、行き先も侭ならず、前日の募集に反応して呉れる人はいなかった。

っと云うわけで、「ゴミを無くす暮らしを考える会」会長、「きくだけ会」の会長、それに俺だ。

蕎麦屋は小諸の井泉庵でした。

お勧めデス http://happytown.orahoo.com/seisenan/

コメント
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