田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

西からの低気圧 暖かさと不穏な曇が流れ込む

2011年11月18日 | 日記

11月18日(金) 晴れ   昼には曇が西から広がる 生温かな一日

朝から催促を受けていたボランティア団体の原稿をやっと送った。北側の部屋での作業は寒い。床暖を入れれば良いのだが、短時間で片が付く気で始めたのに終わったのは昼近くになってしまった。

来春の薪作りに備えて、背筋を伸ばすこと、外を歩くことを日課とするのを己に誓ったばかりだ。もう一つは公言できないが、大腿筋を鍛えるために歯磨きをしている間スクワットをすることもある。これが膝を前に出さないやり方だとキツい。いつまで続くかわからないが、この大腿筋は重いモノ持ち上げるには背筋と同じくらいに仕事をさせてくれる。

昼飯前に外へでると空が高い。白い曇が濃い空色に映えているのと、木の葉がほとんど散った初冬の空とでも云うのか空気が澄んで気持ちがよいが、西からの低気圧が入り込んでいるのか生暖かいのが気になる。

集落のKさん宅の屋敷内だが竹藪の中に見事に紅葉した樹がある。春には白い花を見せてくれ秋にはこの色だ。廻りの樹はほとんどが黄色く秋を魅せるのだが、この樹だけはピンクに近い紅葉を見せる。Kさんに何の木なのか聞いたことがあるが判らなかった。

庭の中央には今頃にアカツメクサが咲いている。その顎の部分は蝶の翅のような紋様がある。はじめは遅咲きのアサギマダラ!!と見間違えるほどだった。

ヒヨドリが騒がしく鳴いていた西の外れに行くとブルーベリーの残り実が3粒ほどあった。これはヒヨドリに食われることは無かったので、真ん中の大きめのを俺の口に放り込み噛むと渋い。歯に渋みが絡みついたまま大分たっても取れなかった。

昨日は寒さが厳しかったのでシキブの葉は全て枯れ落ちていまったようだ。紫と白の実がこんどは直接寒さにさらされることになる。この実は鳥は食べないことから毒でもあるのだろうか?

1時間近くブラブラしているとさっきまでの青空はすっかり曇に被われてしまった。予報では明日に雨が降ると云っているが、この様子だと今夜から降り始めるのだろうか?

庭の中央に網を張った女郎蜘蛛、寒さに当たり息絶えたのだろうか?蜘蛛の巣には餌食になった虫は跡形もなく、ただ枯れ葉が絡まって風に揺れていた。曇の前足の様子を見ても向きがおかしい。艶やかな紋様を見せたまま事切れるとは女郎の所以なのだろう。

夕方には浅間も噴煙を上げ黒い曇を押し上げたようだが、そこへ螺旋状に気流が入り込んだのか ・ ・ ・ 回転するような波が逆巻くように曇が流され、まるで津波のようだ。

夜は公民館で“やらず会”の会議、来週の土曜日にはコンサートとなる。譜面代、ピアノ椅子、看板書き ・ ・ ・ スタッフ不足の会。 

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