田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

インディアン サマー それほどではないが温かな初冬

2011年11月24日 | 日記

11月24日(木) 晴れ  強風   午後には穏やかで温かい

目覚めると直ぐに目に入るのが浅間山、すぐ近くにあるわけではないのだが、その点は人の目は思うがままに引き寄せてくれる。

東京にいたときは西に富士山が見えると安心するし、富士山が見えなくても武蔵野市あたりから西に向かう幹線道路からは大岳山が正面に見えると安心した。

信州のここ、立科町の西部に住んでからは蓼科山が町の山と云うことを知った。土地を決めて家を建て始めると訪れる人は“ロケーションが好いネ 北に烏帽子 ・ ・ ・ 浅間とつづけ東の荒船山”と山の名前を云ってから、必ず「蓼科山はここからは見えないんだ」と残念そうに云った。

今朝の浅間は黒い曇に被われていたがやがて頂上が見えるようになると雪が舞っている。浅間が三回雪を冠ぶると里に雪が来ることは先日も書いたが、今日の雪模様は薄化粧にもとどかない、粉をはたいた程度だ。

 

昨日の夜から強い風が吹いて朝まで騒ぎ立てていた。陽が昇っても相変わらずの風は木々の葉を散らしている。家の中から見ていると如何にも寒そうで北西の厳しい風と思わせた。

朝飯を片付けて、生ゴミを4日ぶりに段ボールコンポストに投入するのに、上着を一枚着込んで外に出ると寒くない。やはり日本海側は低気圧で荒れていることから南からの風が入っているようだ。段ボールで生ゴミを堆肥化するには余り厳しい寒さでは微生物が活動しなくなるので、寒さに合わせて外側を囲うもう一つ大きな段ボールを用意している。外気温は7℃くらいだが、段ボールの中は25℃を示していた。

浅間を被う厚い雲が流れてきて太陽の光を隠すと、急に冷たい風を感じる。俺が上着を一枚着込んだのを北風が見ていたようだ。

午後は机の上に重なり合っているファイルを片付けた。9月には夏にたまった資料をファイルしたのを覚えているがそれ以来積み上げたままだ。資料を整理するのと整頓をするのとでは違うことに拘ると、ファイルするためにはどうしても一時ファイルが必要になる。そのときは大切と思っても再び広げることはない資料が多い。ならば、スキャナーで読み込んでペーパーレスの生活などと思うと閉じようとした物はまた重ねて置くようになる。   

4時を過ぎてから土曜日のコンサートに使う横断幕の墨書を頼んであるので受け取りに出かけた。ところが、俺が模造紙を4枚貼り合わせた5m弱のものを届けたので、太い毛筆で書いたため乾いていないと云う。書家の墨書を汚してはいけないので明日の夕方出直すことにした。

薄紅の 曇にあわせる 夕浅間 (哉)

コメント
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