厳しい残暑が一週間ほど一休みをしてくれそうである。前線が南下してきて前線の前後で雨を降らし、かつ北の寒冷な(もちろん相対的にだが)気団をしばらくもって来るために数日は残暑が和らぐと天気予報で言っている。
このごろは天気予報はよく当たるので大体はそういうことになろうが、またその後は厳しい残暑になるという。
昨日を含めて3日ほどエアコンなしで午後を過ごせた。これは西からいい風が吹いてくれたからである。今日は曇り空であまり気温は上がらないだろうが、それでも湿度が高くエアコンがいりそうである。
M. Y. 博士のインタビューのテープ起こしの原稿を送っておいたら、今朝速達で帰って来たので、それを見ながら原稿を完成させたい。これは後で「素粒子論研究」電子版に投稿の予定である。
冊子体の「素粒子論研究」はもちろん購読をしているが、これももうじき廃刊となるので、近い将来には「素粒子論研究」は電子版だけになるという。
多分、電子版の「素粒子論研究」は購読料が無料で誰にでも見ることができるようになるのではあるまいか。
そういえば、私たちの発行している「数学・物理通信」も「素粒子論研究」の電子版に投稿してはどうかというご意見を寄せてくださった方があったが、結局この方、名古屋大学の谷村さんのご尽力で現在のところ「数学・物理通信」は彼のホームページにリンクしてもらっている。
「数学・物理通信」で検索するとバックナンバーを見ることができる。いつもながら谷村さんのご尽力に感謝、感謝である。
「数学・物理通信」の次号、9号は、9月発行を予定しているが、これには中西襄先生の「ご冗談でしょう、湯川先生」という湯川先生に係るエッセイも掲載される予定なので、関心がおありの方は「数学・物理通信」9号をぜひご覧いただきたい。
湯川秀樹先生の高弟の一人といわれる、中西先生の書いたこのエッセイは、興味深いこと保証つきです。