なんでもやりはじめるとなんとかなることが多い。今日が4日目の無料塾だが、いつも言うように今回が第3回である。
それが反響を得たとは言うことはまだできないが、「退職教員の会」の有志の方が関心をもって高校受験の中学生に対して無料塾を開きたいというので、参観に来られた。私などだったら、勉強に来る中学生がいるのかが心配だが、この退職教員の会の有志はむしろ教える先生が十分に集まらないことを嘆いていたらしい。
そこらへんの詳しい事情はわからないが、先生方自身があまり前向きでなかったということだろう。私は自分の親しい友人に先生をお願いしている。
私の妻はなんでもすぐ取り掛かるという経験をもっている。誰かがやってくれなくとも最低自分が動いてやる。それで、アイディア倒れになるはずだった、無料塾は少なくとも第3回までにこぎつけた。
サーキュラー「数学・物理通信」にしてもその成立と継続に成算があったわけではないが、それをはじめてみると二人のNさん等の常連の投稿者を得て、サーキュラーは別に原稿に困ることはなさそうである。むしろ投稿頂いた原稿をあまり遅滞なしに発行できるか、どうかの方に現在では問題点がある。
7号で積み残した原稿は8号を同じ月に発行するということでなんとかこなしたが、それを何回もできるかはわからない。そうするといずれかの号で積み残しが生じるかもしれない。嬉しい悲鳴である。
月1回開催している雑談会にしても、参加者は出入りがあるが、大体月1回の開催を保っている。8月は私の都合で開催ができないが、いままでこんなことはなかった。大体例外をつくらないというのが、会を続ける条件である。
週1回の火曜日のテニスも雨でできないことももちろんあるが、これが20年以上も続いていることは単に偶然続いているというわけではない。もちろんいつも、いつも同じメンバーという訳にはいかないが、少しづつメンバーが変りながらも続いている。それはこの会でテニスを楽しんでおられる方が常にいるからである。
天候等が許せば、いつ来ても誰かがテニスをやっているということは誰か一人や二人の努力ではできることではない。それも毎回8人以上の方が来られるためには10数人の方々がメンバーであることがどうしても必要であり、そのメンバーの数の維持に努力をしておられる方々がいる。
一度このテニスのメンバーが解散してしまうと、それを再編成することはとても難しいだろう。