物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

民主党の虚妄?

2014-01-04 13:07:21 | 国際・政治

これはいまの民主党のことではない。政権担当当時の民主党の虚妄(?)ということである。

これは死んでしまった人を非難するようであるが、日本の野党が政権をとるためには学ばなければならないことを含んでいる。

これはその民主党の政権当時にその政治家と接触があった、官僚的な人々およびそれに連なる人からの批判である。

民主党は『官から政へ』というキャッチフレーズで政権をとったが、実は政策の案をつくれる能力のある、政治家はほとんどいず、結局自分たちの考えだと称して、官僚の製作である政策を出しという。

これが民主党の虚妄の第一らしい。

第二の虚妄は金はいくらでもあると称して、政権をとったが、その後の政策の見直しでも埋蔵金は出て来なかった。そしてそのことが公約になかった消費税の増額の提案につながったという。

これは民主党の虚妄ではないかもしれないが、過ちの一つにO教授の重用があったという。このO教授は菅直人元首相の友人であるが、この人がとても特異な考えの持主であることは経済学をまともにやったことのある人なら誰でも知っていたらしい。

ところが菅氏はその人をこともあろうに、経済政策のアドバイザーにしてしまったという。

政治家の友人の問題は最近では安倍首相の友人がNHKの経営委員会委員なるとかならないとか噂されたが、それと同様な話で悪影響のあることが実際にあったらしい。

そういう事実を知っている人は菅元首相が福島第一原発に乗り込んだことが現場の判断を遅らせたと思っても不思議ではない。

この辺りは実際にどうであったかは歴史的に検証される必要があるが、今後この点にも気をつけておく必要があろうか。

一般にいまリフレ派と言われる経済学者たちの経済政策提言は数年前の民主党政権当時からされていたが、それを民主党の議員はほとんど耳をかさなかったという。また、民主党の中でも左派に属する議員は特にかたくなであったという。

それが真であるとするならば、議員さんたちの考えを柔軟にすることを願わずにはいられない。

これはある意味で一方的な意見であるから、それに対する、反論もあるであろう。もし、その反論を知る機会があれば、またこのブログに書きたい。

最後に、誤解がないように私自身は自民党一強時代の現在の政治がいいと思っているわけではないことを付記しておく。