物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

-kunft, -zeug, -steigenのつく語

2014-01-17 12:43:22 | 外国語

またまたドイツ語ネタですみません。

語尾に-kunftがつく語にZukunft, Auskunft,Ankunft (すべて女性名詞)などがある。これらは順に「未来、情報(案内所)、到着」という意味である。Auskunftはドイツの駅などにInformationとか I とか書いてあるところもある。他に-kunftのつく語は今思い出さない。

(いま辞書を見たら、AbkunftとかHerkunftとか似たような意味の語を見つけた。どちらも生まれ、素姓、家柄を意味する。さらにHerkunftは由来と起源とかを意味するとある。同じような意味にもAbkunftも使われるようだが、その違いは詳しくはわからない)

ではつぎに-zeugに移ろう。すぐ思いつくのはFlugzeugであるが、SpielzeugだとかWerkzeugとかもある。それぞれ順に「飛行機、おもちゃ、工具」である。-r Werkzeugkastenというと「道具箱」のことである。Flugzeug, Spielzeug, Werkzeugはすべて中性名詞である。

最後は-steigenのつく動詞である。steigenは「山などに登る」ことなどを意味するが、それから前綴りがつくと変わった意味になる。

一番普通に使われるのはaussteigen, einsteigen, umsteigenであろう。これは順に「下車する、乗車する、乗り換える」である。absteigen, aufsteigenとかもある。これらは「降りる、のぼる」という意味である。

私の昔の辞書には載っていなかったが(注)、zusteigenという語も聞いたことがある。これも昔になるが、フランクフルトからフライブルクへのBundesbahnの電車に乗っていたときに車掌がIst jemand zugestiegen ?と言ってまわってきた。

(注) 最近の三省堂のクラウン独和辞典にはzusteigenはちゃんと「(乗客として後から)乗り込む」として載っていた。1970年代半ばに買ったシンチンガー氏監修の独和辞典には載っていなかった。もっとも最新版ではこの語も当然載っていることであろうが、最新版をもっていないのでわからない。


探している本

2014-01-17 11:28:38 | 日記・エッセイ・コラム

これは自分がもっているはずなのにどこにあるかわからないので、探している本という意味である。

ボルツマンについて書こうかと思ったので、ブローダという人の書いた「ボルツマン」(みすず書房)という本をもっていたはずだと思っているので、書棚を探したのだが、見つからない。

もっとも私などはなんども書棚を見てそれも数回そこにあるのに見過ごしてしまうという変な習性の持ち主だから、とぼけているのもこれはきわまっている。

それにしても昨年に線形代数の簡単な本を探していたのだが、見つからずほぼ一年後の最近ようやく書棚の隅にあることを見つけたというほどのとんまぶりである。

必要がなくなってから久しいころに見つけるという具合だから、役に立たないことおびただしい。

だが、図書館まで借りに行くまではいまのところ考えてはいない。一般にみすず書房の本はその作り方などが好きなので、大事にしていると思う。だからどこかにあるはずなのである。だが、それが災いしてどこかにあるのか見つけることができない。

そういう風なとてもおかしな日常生活を送っている。