最近、『四元数の発見』(海鳴社)を出版した。
そして、そのことをこのブログでも述べたので、私の四元数を話題としたブログのアクセスが増えている。とはいってもごく少数の人に限られているのだが。
昨日、義弟と子どもたちにこの本を送った。それから姪にも送った。今日か明日には届くであろう。次兄に電話して読んでみるかといったら、読んでみたいというので、次兄にも送った。
もっとも彼が読んで理解するかどうかはわからない。前に『数学散歩』(国土社)という私の退職記念に発行した書を送ったら、時間がかかったが、読んだらしく、親戚の集まりがあったときに、感想を述べてくれた。
次兄は法学部の出身だが、姪の結婚式のときに高校時代の友人がその祝詞に花嫁の父はもともと理系型の人間だと言っていたので、そうかもしれないと思った。
私の兄弟姉妹は彼を除いて理系人間である。だからかどうかは知らないが、彼は常に話が理屈っぽい。
子どもころには彼は気難しい感じがいつもしていた。いまはそれほどないが、それでも小さいときの片りんはある。
私は自分で言うのも変だが、そういう気難しいところがないはずである。またあまりプライドももっていない。
一方、妻はときどきプライドの強さが現れてほとほとその強さに困ることがある。まあ、そんなに大変なことは35年間にいままでにところ2, 3回であるから私も救われているけれども。