物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

本を頂くが、・・・

2014-09-26 16:15:15 | 日記
いつのころからか、ときどき何人かの人たちから本を送って頂くようになった。
その割にはなかなかお返しに何か自分の書いた本を差し上げることが少ないのだが。

昔大学院の学生だったころ、先輩の院生が書いた論文の別刷をもらうことが多かった。

そのころはそういうことがとてもかっこよく見えたものであった。私はあまり早くは論文を書けなかった方で、博士課程2年まで論文投稿ができなかった。

けんきゅうはしていたのだが、研究がまとまらなかったのだ。それでも先生から与えられたテーマの研究が出来上がらないうちにそのテーマと関連したレター(短い論文)を同級生と書いて、ようやく別刷を同じ大学院生に配ることができた。

私の上の先輩の方々も年下の学年の人たちももう論文を出しているというころであった。

その後、あまり論文の別刷は頂く機会が減ったが、今度は本を頂くことがダンダント増えてきた。

世間的に有名な E 先生からもときどき力学の本とか頂くことがあったり、K 先生からも電磁気学と量子力学の本を送ってもらったこともある。

それから最近では S 先生から、たくさん本を頂いてている。ほんとに S 先生が本を出版されるごとに頂くので、ひょっとしたら S 先生の書かれた本をすべてもっているのではないかと思われるくらいである。

だが、そのお返しはほとんどできていない。今回、たまたま1冊書籍を出版することができたので、ようやくほんのわずかばかりだが、おかえしに本を進呈することができるようになった。 

さて、これから?

2014-09-26 11:28:50 | インポート

昨日、徳島科学史雑誌に投稿原稿をe-mailで送った。

さて、これからの1か月ほどが比較的自由な時間である。どうしようか。

三角関数の還元公式の導き方のいくつかをまとめてみようかと考えている。すでに構想はあるのだが、うまくまとめられるであろうか。

最近、著者から送って頂いた、『算数・数学活用辞典』(日本評論社)に、武藤 徹先生が電卓の普及でこの還元公式の必要性が薄れたと書かれている。

その通りではあろうが、ここは自分なりのこだわりかたでまとめてみたいと考えている。