これはすでにこのブログに書いたことがある。
甥が小さいときに「巨人の星」というアニメがテレビで放映されていた。このはじめに「思いこんだら、試練の道を行くが男のど根性、・・・」という歌のはじめの部分を「重いコンダラー」だと思っていたという話である。この場合にはコンダラ―は本人の回想によれば、昔のテニスコートとかにあった重いローラーのことだという。
「お化けはみどりなんだよねって」言ったのはこれは私の子どもである。「おお、牧場はみどり、草の海、風は吹く・・・」という歌の冒頭の部分を「お化けはみどり」と聴こえていたという話であり、この種の話は大抵誰でも持っている。
滝廉太郎の作曲した『荒城の月』の歌詞などはこの年になればわからないでもないが、たぶん小学校とか中学校とかで学んでもなかなかわからない。これは昔の歌の歌詞が文語で書かれたりしていることによるであろう。
そういった小学校唱歌でもけっこう難しい言葉が使われており、この年になっても歌の文句として音だけで覚えているのであるから、本当に意味がわかっているとは言えない。
最近はテレビとかなら歌詞の字が画面に出てくるから、そこであの歌の文句はそういう意味だったのかとわかったりする。これは70年以上日本人をしてきてもそうなのである。
R氏はもうかれこれ40年以上日本に住んでいるドイツ人であるが、大抵の日本のことは分かるが、それでも私が思うには彼は学校で古文を学んでいたり、漢文を学んでいたりするわけではないから、すべてのことを分かるわけではなかろうと思う。
それと同様なことがドイツについて私にもあるだろうと思うのである。なかなかすべての経験をすることは難しい。
甥が小さいときに「巨人の星」というアニメがテレビで放映されていた。このはじめに「思いこんだら、試練の道を行くが男のど根性、・・・」という歌のはじめの部分を「重いコンダラー」だと思っていたという話である。この場合にはコンダラ―は本人の回想によれば、昔のテニスコートとかにあった重いローラーのことだという。
「お化けはみどりなんだよねって」言ったのはこれは私の子どもである。「おお、牧場はみどり、草の海、風は吹く・・・」という歌の冒頭の部分を「お化けはみどり」と聴こえていたという話であり、この種の話は大抵誰でも持っている。
滝廉太郎の作曲した『荒城の月』の歌詞などはこの年になればわからないでもないが、たぶん小学校とか中学校とかで学んでもなかなかわからない。これは昔の歌の歌詞が文語で書かれたりしていることによるであろう。
そういった小学校唱歌でもけっこう難しい言葉が使われており、この年になっても歌の文句として音だけで覚えているのであるから、本当に意味がわかっているとは言えない。
最近はテレビとかなら歌詞の字が画面に出てくるから、そこであの歌の文句はそういう意味だったのかとわかったりする。これは70年以上日本人をしてきてもそうなのである。
R氏はもうかれこれ40年以上日本に住んでいるドイツ人であるが、大抵の日本のことは分かるが、それでも私が思うには彼は学校で古文を学んでいたり、漢文を学んでいたりするわけではないから、すべてのことを分かるわけではなかろうと思う。
それと同様なことがドイツについて私にもあるだろうと思うのである。なかなかすべての経験をすることは難しい。