物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

Die W"urde des Menschen

2015-01-15 11:56:13 | 日記
Die W"urde des Menschen ist unantastbar. (人間の尊厳を冒してはならない)と昨日の朝日新聞の1面の写真に出ていた。これはベルリンはブランデンブルク門前での反イスラム運動への抗議の意思表示のデモの人たちが掲げたデモの横断幕のスローガンである。

この文章ではじめてdie W"urde(尊厳)という語を知った。他にもantastbarという語も初めて知った。私のもっている辞書にはantastbarという形容詞は出ていないが、さすがにantastenという動詞は載っていて、「(人・物に)触れる」、「権利・自由を)侵す」「(名誉・品位を)汚す」という訳語が載っている。

否定を表すunと可能性を示すbarがついているので、unantastbarで「冒してはならない」と訳がつけられている。

こういう具合でここ数日の朝日新聞もヨーロッパの情勢を色濃く反映している。普通には英語は日本にはあふれているけれどもフランス語やドイツ語が身近であることは少ないのだが、ちょっと情勢がちがう。

おかげで私のブログのテーマにも事欠かない。

Gouter de Roi

2015-01-15 10:55:13 | 日記
Gouter de Roi(グテー・ド・ロワ)とは文字通りでは「王様のおやつ」であろうが、お茶会のことだとガトー・ラスク(Gateau Rusk)というお菓子の入っていた包装に印刷されていた。

昨日久しぶりに妻がわが家で「帽子を縫う会」を開いたので、それに来た人がおやつにガトー・ラスクをもって来られたという。朝食後にその残りを試食させてもらった。

そのときに見るともなしにその包装を見たら、冒頭の説明が書いてあった。もっとも私のもっている仏和辞典にはGouterのところに「お茶会」という用法は載っていない。

フランス語でgouterというと「味わう」とか「味を見る」という動詞である。これが名詞として「おやつ」という意味があるとは知らなかった。

prendre un gouterというと「おやつを食べる」という意味だとか、heure du gouterは「おやつの時間」だという。
もっとも日本ではおやつの時間は午前10時または午後3時であろうが、フランスでは午後4時だと辞書にはある。