『量子力学の冒険』(ヒッポファミリクラブ)をはじめて読んでいます。全体ではなくて、「マトリックス力学」についての第3話を読んでいるのですが、まだもう一つわからない気がしています。この第3話は108頁にわたって書いてあります。
計算はあまり難しくはないし、丁寧だからそこは問題ではありません。何がわからないのだろうと思われるところなんですが、昨日から読み始めて90ページほど読みました。今日中には読み終えると思いますが、数回読み返さないとわからないだろうと思います。
わかったら、ヒッポファミリクラブの書いた、この第3話よりも簡単なレジュメをつくっておきたいと考えています。他のところもおもしろそうだけれどいまはあまり食指が動かない感じです。
かなり以前にこの本を買っていたのですが、あまりに初等的なことをグダグダ書いていて、面倒くさい感じがして読んだことがなかったです。なにに関してだったか忘れましたが、私が量子力学で疑問に思っているところをどう書いてあるかと思って読んでみたら、やはり疑問のところはさらっと流して書いてあって、疑問は解決しなかったのでこの本でも駄目かと思って放ってありました。
しかし、「マトリックス力学」のところは読んだことがなかった。ここはけっこう力作です。
(2018.2.21付記)
第3話は読み終わりました。もっとも何回か読みなおさないとよくわからない感じです。はじめのところがやはり難しい。そこがわかれば後の方はなんてことがないのかもしれません。
(2019.2.9付記)
ほぼ1年を経過してまた第3話「W. Heisenberg」のところを読み返した。今回は第2話「N. Bohr」のところから読み返した。それで行列力学以前のフ―リエ級数のところの解読があまりつっかえなかった。これは私の理解が進んだのか、どうかはわからない。2019.2.9のブログも参照せよ。
『量子力学の冒険』は式の計算はもうすこし共通因数をくくりだすなど、かっこをうまくつかって簡潔に表現したほうがよいと感じた。式が面倒な感じを与えるから。
(2019.4.18付記)
一昨日、3度目の「マトリックス力学」を読んだことになる。まだよくわからない。これは数式のことではない。まだ何回か読む必要があるのだろう。それと朝永の『量子力学』I (みすず書房)を読み返す必要がありそうだ。もっとも、これもマトリックス力学の章を中心にしてである。