物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

町田茂さんといえば、

2019-07-14 15:56:03 | 物理学

町田茂さんといえば、星崎憲夫さんを思い出さねばならない。彼は京都大学を定年後に『基幹物理学』という名の大部な物理の自習書を書いていた。

私たちの先生である小川修三さんの葬儀があった後で友人たちと帰る途中で白髪のあまり背の高くない人と一緒になった。それで「あなたはどなたですか」とぶしつけに聞いたら、先輩が

「お前は星崎さんを知らないのか失礼な」といわれた。

友人の樋口さんの上司が星崎さんであったので、一度ならず会っていたはずだが、物理とはあまり関係がなくなった私は覚えていなかった。

その後、なんどか星崎さんと文通をしたことがあったが、そんなにに早く亡くなるとは思っていなかったのだが、その後、割と早く星崎さんは亡くなってしまった。

何だったかよくは覚えていないが、武谷さんに関することが手紙のやりとりのテーマであった。また別の先輩からは『基幹物理学』は1万円くらいで高価だったが、「香典代わりに自分は買ったから、君も買いなさい」と勧められたが、買わないでいるうちに何か出版社と遺族との間にトラブルか何かが起きた。そのうちにそれは解決して、また市販されるようになったと思うが、結局買わなかった。

その本にかなりの加筆したのは町田さんだったと聞いている。最近では、その著者に旧知の佐々木隆さんまでもが加わっている。


男子プロのテニスの3強

2019-07-14 15:03:46 | 日記

男子プロのテニスの3強といえば、言わずと知れたジョコビッチ、フェデラー、ナダルとなろう。

この3人は才能も大したものだろうが、やはり人知れずにひごろ精進をしているのだと思う。だから何十位のランキングに落ちてもまたその努力でトップテン以内に帰り咲けるのであろう。

それが一昨日のナダルとフェデラ―のテニスのゲームを見て思ったことであった。単に才能だけではない、日ごろの精進というか努力を私たちは知らねばならない。

そして、そのことを彼らは自慢したりはしないで、当然のこととしている。そこが彼らの偉大な所以であろう。ゲームだから勝つことも負けることもあろう。

けがや不調に悩むことあろう。それでも自分のチームを信じて、精進また努力し、ゲームでは最善をつくす。それが彼らの生きざまであろう。

フェデラーに関していえば、錦織が今年は順調にゲームを消化してフェデラーにあたったのだが、それでも1ゲームしかとれなかった。これはまだ、錦織には伸びる余地があるということである。

今後の躍進を錦織に期待している。

さて、今晩のゲームはジョコビッチとフェデラーの決勝戦である。さて、どちらの勝利の女神は微笑むのであろうか。