今朝、黒川創『鶴見俊輔伝』(新潮社)を取ってきた。E大学の生協書籍部に注文していたものである。
私の鶴見さんへの関心は彼と武谷三男との関係において関心がある。それで索引の武谷の引用があるところはすべての箇所を読んだ。特にあまり新しいことはなかった。
どこかで読んだようなことばかりであった。鶴見さんとは彼の晩年に知り合った。これも武谷の取り持つ縁でもあった。
それである時には松山まで講演に鶴見さんに来てもらうことまでもあった。この講演のときに私のある知人が、鶴見さんと私が講演会場に入ってきたので、びっくりしたとあとで話してくれた。その知人とは哲学者のMさんである。