ウインブルドンの決勝戦が昨夜あった。
結果は3-2でジョコビッチの勝利であったが、ファイナルの第5セットまでもつれた、ゲームであり、ジョコビッチの3セットの勝利はいずれもタイブレークであった。
ファイナルのゲームは12-12でタイブレークにもつれ込んだ。ファイナルではフェデラーが40-15でチャンピオンシップをにぎったが、それをものにできずのタイブレークであった。
勝負のあやは微妙である。
ウインブルドンの決勝戦が昨夜あった。
結果は3-2でジョコビッチの勝利であったが、ファイナルの第5セットまでもつれた、ゲームであり、ジョコビッチの3セットの勝利はいずれもタイブレークであった。
ファイナルのゲームは12-12でタイブレークにもつれ込んだ。ファイナルではフェデラーが40-15でチャンピオンシップをにぎったが、それをものにできずのタイブレークであった。
勝負のあやは微妙である。
外延量は加法ができるが、加法ができないのが内包量だといわれる。これの意味は物の合併によって加法が生じるのは外延量であり、ものの合併によっても加法が生じないのが内包量ということであり、内包量は絶対に加法ができないのではない(注)。
それで、数学教育協議会でもこの内包量の加法の研究とか実践が必要だと思っている。だが、それについては故矢野寛(ゆたか)さんが論じたものしか知らない。
銀林浩さんとか遠山啓さんとかいった数学教育協議会の理論的な土台を背負った人たちが、どこかで詳しく論じているのかも知らないが、私自身はそれを見かけたことがない。
だが、矢野 寛さんの『量と数』(愛媛数学教育協議会)には3ページか4ページにわたってその説明がある。ところがそれを読んでもなかなかわからなかった。だが、その部分の理解が重要なことはわかっている。それで昨日から再度その部分を読み返している。
前よりもわかるようになったが、まだ十分の理解ではない。何回か読み返して、かつそれらの量が出てくる物理等ももう一度勉強しなおし、十分な理解に至りたいと考えはじめている。
(注)これについては、このブログでも数回は書いた。だが、その筋の人でなければ、すぐには理解できないかもしれない。
ガリレイ・ガリレイの『新科学対話』(岩波文庫)をあまり読んだことがないのだが、重い物体とそれほど重くはない物体をひもでつないで落下させる、このとき二つの物体の総合した重さは単独のときよりも重くなっている。このとき重さに比例して落下速度が決まるのなら、それを結合した物体は単独よりも速い速度で落下するはずである。
しかし、そうはならない。こういう例があるとか聞く。または現代的な話なら、時速80kmは出せる車と時速120km出せる車をワイヤーでつないで、走らせるとその速さは(120+80)=200kmの速さとなるかとなるとそういうことはない。それが速度が足せない理由である。
内包量の加法は、しかし、速度でも相対速度は加法ができる。