ドイツ語にとりつかれるまでは、四元数の文献を読んでいたことをようやく思い出している。
一つはポントリャーギンの『数概念の拡張』(森北出版)であり、、もう一つはKleinの"Elementary Mathematics"(dover)の四元数の箇所を読んでいたのであった。
ポントリャーギンの第4章「四元数」をまずは読んだのだが、読んだだけでなかなかわからない。つぎに、"Elementary Mathematics"の四元数と回転のところをかなり読んでいたところだった。
こちらは小著『四元数の発見』(海鳴社)でも第6章に書いたこととほぼ同じことが書かれていた。もっとも私は自分の本の第6章は、"Elementary Mathematics"を参照しないで書いたのだが。先週の金曜日だったかに一日計算をしていて、自分でも結構面倒な計算が好きであるのかなと思った。
もっともこれは本質的に難しい計算と内容ではないので、単に根気の問題だけであろう。
先週何をしていたのか、思い出すのに結構時間がかかってしまった。そろそろ元の仕事に復帰したい。