物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

小さいの字の本が読みにくい

2022-01-13 13:04:21 | 数学
F. クラインの``Elementary Mathematics from an Advanced Standpoint" (Dover)を昨夜から、この書の四元数の箇所を読み始めたのだが、字が小さくて読む気がしない。

思いついたのは拡大コピーをとってそのコピーを読んだらどうかということである。内容というよりは字の小ささが学習意欲を減じているのだから、内容の問題ではない。


Dover版の本は定価が安いから購入して、他にもいくつかもっているが、これらを取り出して読もうとするときにいつもこういう風に感じるとすれば、年を取ることはなかなか厄介でもある。

「四元数談話」というのがあった

2022-01-13 12:23:53 | 数学
一昨日だったかネットサーフィンをしていたら、インターネットのある数学サイトに「四元数談話」というのがあり、私の著書『四元数の発見』(海鳴社)を解説したようなサイトだった。
 
ハンドルネームKENZOUさんは他の数学の解説もしっかりした、かなりの実力のある方である。テンソル解析の解説の100ぺージもあるのだが、私のレーザープリンタではうまくプリントできなかった。ぜひ読んでみたいと思ったのだが。
 
これはインターネットの別の箇所で見つけたのだが、四元数に関して何か新しいことを見つけた方がいて、今野さんの『四元数』(森北出版)とか私の『四元数の発見』には出ていなかったとあった。
 
今野さんの著書とか私の本がいつのまにかスタンダードなものとみなされているらしい。上の発見(?)に関しては論文として投稿して見たらとのアドバイスがされていた。
 
(2023.1.14付記)
ちょうど1年前にインターネットで見つけたサイトから、「四元数談話」をプリントして正月明けから読んだ。
 
よくかけているので、注文をつけるところがない。もっとも私はこういうサイトから何らかのヒントを得て、自分の本を少しでも良くすることを考えているのだが。一度は通読したが、もう一度か2度通読した方がよさそうである。
 
それと詳しく数式をフォローしておきたい箇所があったのだが、そこは今のところパスしている。私の本では四元数について、できるだけ発見的に記述するということを心掛けたが、Kenzouさんはそういうこだわりはないようである。まあ、人ひとはそれぞれということだろうか。