物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

人から見ると

2022-01-08 13:55:50 | 本と雑誌
私は人から見るとブログに何でも書いているように思えるかもしれないが、やはりかなり限られたことしか書いてないつもりである。

だいたい、よっぽど有名な人でなければ、このブログでは取り上げてはいない。それとできるだけその人の欠点には触れないつもりである。

もっともそういうことまで思う人など私にはほとんどいない。だいたいブログを書いている私自身が欠点の多い人間だから、人様のことをとやかくいうことなどできないということである。

もっともある方の逆鱗に触れたこともあって、つきあいを拒否された感じになったことはないわけではない。

もっともそれだってインターネット上のことであって、直接のつきあいではない。


本への書き込み

2022-01-08 13:42:55 | 本と雑誌
本への書き込みを最近するようになった。どの本にでも書き込みをしているわけではもちろんないが、数学の本を読んで書き込みをすることが多いような気がする。

その本を読んでいるうちに、どうしても好奇心が抑えられなくなって、本の余白にちょっとした計算をしてみたりとか、またはその書かれたことに触発された考えとかを書き込んだりする。

はじめはインターネットからプリントしたレポートを読んで書き込みをしたり、計算を書いたりしていたのだが、それが普通の本の場合にもするようになったのかもしれない。

要するに著者とはちがった感覚をもったりしたときとか、その記述に関して自分の関心が広がる方向を書き留めたかったり、ということだ。

これにはこすって消せるボールペンである、フリクションボールの一般化に負うところが多い。もっともシャープペンシルで高木貞治『解析概論』(岩波書店)の無限級数の章にかなりたくさんの書き込みをしているという前科はある。

(2022.1.10付記) 本の書き込みで思い出したのだが、在野の思想家で小児科の医師であった松田道雄さんが、自分はどこかの研究機関に属しているわけではないから、自前で本を買うのでその費用が大変だが、その分自分の本への書き込みが自由にできていいとかいうような趣旨のエッセイを書かれていたと記憶する。

私も松田さんの思想に啓発された一人である。もっとも啓発されたのは松田さんだけにではなく、その後には作家の小田実さんとか、いろいろな人の影響を受けていることは当然であるけれども。