e-Learningの三角関数のコンテンツを私に満足に書けないという理由がわからなったが、どうも三角関数の加法定理の導出に私があまり納得がいっていないことが原因ではないかと思い始めた。
そうだとすると確かに深刻である。三角関数の加法定理にはいくつかの導入法があり、私もそれらのいくつかを「数学・物理通信」でも紹介してきたが、私の心の底でそれらにまだ納得していないのかもしれない。
もっとなんとか納得できる導出法はないかと思うのだが、そういうものを見つけていないのかもしれない。
理性としては理解しても、まだ納得のレベルまで高められていないのかとも思える節がある。図形で証明された証明はある限定された角度についての証明であって、一般角についての証明ではない。そこを何とか突破しないと図形での証明でも納得のレベルには行かない。もっともそれについての説明がどこの文献にも欠けているわけでもないと思う。
そこらをきちんと自分なりにクリアする必要が私にはある。