物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

「一般二項定理の発見」のエッセイ

2022-04-14 16:22:54 | 数学
「一般二項定理の発見」のエッセイを書こうとしていたのだが、「遠山啓博士の著作目録」の改訂で仕事にとりかかることができない。

まあ、こういうこともある。気長に行かなくてはならない。原稿の草稿に表をつけるつもりでいたが、それが欠けていたので、昨夜その表の草稿をつくった。

また、いくつかの付録をつけるつもりだが、その一つの付録の原稿をどこかに書いたつもりだが、行く方が分からなくなっている。もしかして書いていないのかもしれない。

このエッセイはすでに前に書いた「sin xのべき級数展開」のエッセイとペアになるべきものである。Newtonの大きな発見の一つに数えられるべきものだと数学史の書には書かれている。


四元数への回顧

2022-04-14 12:59:24 | 数学
以下は、私がこのブログで四元数について初めて書いたブログ(2005.11.9)への今日(2022.4.14の追記)であるが、新しい今日のブログにも記録しておきたいと考えて、コピーした。

何回もこのブログで書いたと思うが、小著『四元数の発見』を修正したいと思いながら、果たせてない。それにその修正部分を含んだ英訳本を書きたいと思いながら、これも果たせていない。

『四元数の発見』の修正部分のいくつかはすでに「数学・物理通信」に掲載してある。が、もっとも重要と考えている、第6章「四元数と空間回転 3」6.3節「直交補空間」の箇所の書き換えはまだ果たしていない。

インターネットで、ここの節が唐突だといった読者はいないが、ちょっと唐突だと思っている。もっともこの節の最初の部分をすこしだけ辛抱して読み進めてもらえば、話の筋は通るようになっている。だからか、特にこの節の書き方がわるいとは思わないのであろう。

それはそれとして、インターネットで検索すれば、けっこう『四元数の発見』に触れて下さっている方々も多くなった。私のいう、発見法的な数学の理解についてもそういうタイトルで四元数のことを書いておられる方も数名出てきた。

まだ数学の発見法的な理解ということに世間の理解が全体に行きわたっているとは言いかねるが、それでも一部には以前よりは普及してきている。