ポントリャーギンの『数概念の拡張』を読み返すとはいっても全体をはじめから読み返すなどということをしているわけではない。
四元数の章を読み返している。もっとも昨日読んだところは「四元数」の章の「ベクトル空間とユークリッド・べクトル空間」の節である。
ベクトル空間の節はやはり難しい。もっとも以前よりは理解が進んでいることは確かである。
だが、それでもまだ確かにわかったという気はしない。もっとも違う本を読めば、違った書き方がされている。
抽象的な書き方の本もあれば、具体的な行列しかでて来ない本もある。
日本のこういう文化はやはり独特なところがある。そこが日本の教育の長所でもある。