『数の概念の拡張』の第4章「四元数」の章を読み直していると2回このブログで書いた。この第4章の第4節にあたる、「四元数の幾何学的応用」のところがなかなか読めないと書いた。
この箇所を昨日一気に読んだのだが、まだよくわからない。計算ができないというよりは、なぜこういう議論をするのかがまずわからないという点が困るところである。
訳者の一人の宮本さんはすでに故人だが、もう一人の訳者の保坂さんは私よりも若い人なので、まだ生存されておられると思うので、手紙を出して教えを乞えば、たぶん快くこの部分の意味をお教えくださるのであろうが、それで私が自分自身で納得できるかどうかはわからない。
だから、自分のわからなさを抱えて再度また三度とこの部分を読み直す必要があるようだ。
少なくともこの第4章「四元数」の章は2度読んだことになる。