物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

三角関数の加法定理の一般角での証明

2022-07-05 10:34:52 | 数学
普通に幾何学的に三角関数の加法定理の証明するときには、角度が第1象限か第2象限にあるときくらいしか証明が書かれていない。

角度が第3象限とか第4象限にあるときにも証明がされた書物はあるのだろうが、あまり見たことはなかった。

昔発行されていた、初等数学講座(ダイヤモンド社)の黒田孝郎『三角法』を見たらこれについての証明があった。それとか私が高校生のころ使った教科書『解析II』(好学社)には一般角での証明の指針が書いてある。

こういう証明を全部集めてまとめたレポートをつくって、おきたいなどと考えている。それに友人の I さんからもその方針という証明の概略を教わっている。

それから遠山啓『三角関数の研究』(山海堂)にも証明の方針は書いてあったと思う。もっとも私はなかなか理解力がないので、それを十分に読み取れていないのだが。