物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

倍角の公式と半角の公式

2020-02-04 17:04:35 | 数学
倍角の公式と半角の公式とはもちろん三角関数の倍角の公式と半角の公式のことである。

これは以前のブログでも書いたことがあるかもしれないが、いまこれについてのエッセイを書き始めた。とはいっても実は以前に書き始めていたことがわかった。

それで新たに書き始めたら、以前の原稿の存在を知った。それもタイトルをつけてその原稿を保存しようとしたら、とてもよく似たタイトルのファイルがあるのにようやく気がついた。

それでその旧稿をみたら、かなり書き進んでいることがわかった。図などは入っていなかったが、それでも半分くらいは書きあがっていた。

新しい点をここで述べおくと、いままで加法公式から倍角の公式と半角の公式とを導くものだとばかり思っていたが、そうではなくて、直接に導くこともできるということである。

一つ仕事が片付いたので

2020-02-04 11:26:27 | 日記
一つ仕事が片付いたので、つぎの仕事のことを考えている。

一つは三角関数についてどうe-learningのコンテンツをつくるか、もう一つはさらに発展して初等幾何学をどのように学ぶかである。

これらは私のもった課題であるが、さらに O 先生の「量子力学講義ノート」の第3部の入力がある。
これもできるだけ3月までに仕事をしておきたい。

というもののいつものごとく、ちょっと虚脱状態である。この虚脱状態から抜けるのは数日はかかるかもしれない。





ようやく発行した

2020-02-03 15:31:59 | 物理学
「数学・物理通信」9巻10号をようやく発行した。

1月中に発行するつもりであったが、とうとう2月3日節分の日の発行となった。

日曜日に最後の読み直しをして、先ほどまで修正をしていたが、とうとう発行となった。

なかなか最終稿には届かないものだ。それだから発行が終わるとなんだか放心状態となる。

そういう緊張と放心状態との繰り返しである。だれに褒められるわけでもない。
ともかくもこれで、85号まで発行したことになる。

100号までにはあと15号の発行しなくてはならない。今年にはとても100号には届かず来年になろう。

外国語での俳句

2020-02-01 12:45:54 | 日記
岩波書店の雑誌『図書』に俳人の夏石番矢さんが「世界的な詩としての俳句」という
タイトルでエッセイを書いている。

その中からいくつか無断引用で紹介しておこう。

  ながながと川一筋や雪の原 野沢凡兆

この英語訳は
       A single river, stretching far
      Across the moorland in snow.
この句の日本語反訳は
  一本の川、はるかへ続いている
  雪(でおおわれた)の荒れ地を横切り
である。

つぎはフランス語での俳句である。
  Nu comme un dieu.
       Au galop dans la prairie,
       Il fait la r'eaction.
日本語訳は
  神のように裸、
  草原でギャロップ、
  彼のからだはほてる
である。
  Pleine lune,
       Sur les nattes,
       L'ombre nette du pin
日本語訳は
  満月。
  茣蓙の上、
  松の影
である。

もう一つだけ紹介しよう。
  A moiti'e petite,
            La petite
      Mont'ee sur un banc.
日本語訳は
 半分小さい
   童女
 ベンチにあがって
である。

もう少し俳句が出ているが、別の機会に紹介しょう。