物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

「遠山啓の著書目録」の発表準備中

2021-11-05 13:22:14 | 本と雑誌
メール無料配布の雑誌「数学・物理通信」号外号として「遠山啓の著書リスト」の発表を予定している(注)。

ずいぶん前からその原稿をつくってきたので、たぶん10年以上前から準備しているのではないかと思うが、なかなか発表にこぎつけていない。

最近、ある方とのやりとりで、すこし前に進めようかという気が起こってきた。

およそだが、このリストはいまA4で41ページに及んでいる。これは著書として発行されたものに限っているので、その他に雑誌や新聞等に遠山が書いた記事とかエッセイとかは含まれていない。

遠山さんの伝記を書いた友兼清治さんからは雑誌や新聞等に遠山が書いた記事とかエッセイが含まれていないではないかとの批判を頂いたことがあるが、それを真剣に調べ出したら、私に残された余命の間ではたぶん無理であろう。

国会図書館でのこういう種の情報をくわしく調べてみたことはないのだが、たぶん3,000以上の資料リストになるのではなかろうか。

著書リストでも著書は270であり、これはシリーズで書かれた叢書とか講座本は別にリストを別にわけてつくってある。

国会図書館で検索すれば、たいていのことはわかるではないかという人もおられようが、図書館のOPACで得られる情報は限られていると思う。

本の発行年月日、発行された書籍のページ数とかを記載しているというのが特色である。ところが自分が集めたそれらの書籍ではっきりしているものもあるが、図書館のOpac等の情報でこれらを調べようとしてもわからないことが多い。

わかる限りでできるかぎり調べたつもりであるが、なかなか完全にはほど遠い。

(注)遠山啓とは何者だと思った人もいただろうか。遠山は本来は数学者であるが、数学教育に関心を持つようになって数学教育の分野で大きな運動を率いた方である。それは数学教育協議会という団体である。

そこで「量の理論」とか「水道方式」という方式を提唱し、かつ普及させた。教育にあまり関心のない方には無縁かも知らない人だが。

人の文章を読むだけではなく

2021-11-04 13:32:21 | 本と雑誌
人の文章を読むだけではなく、自分の文章とかエッセイも読んでもらっていることに気がついた。

そしてまちがいを指摘されるというありがたいことも最近ではある。ところがまちがいとか不十分なことはわかったのだが、どのように修正したらいいのかがわからないところもまたある。

いましがたも、ちょっとそれについて考えたのだが、なかなかいい考えがでて来ない。どうしたらいいのか、もっと時間をとって考える必要があることだけは確かである。

最近、人の文章を読む機会が増えた

2021-11-04 11:15:47 | 本と雑誌
最近、人の文章を読む機会が増えた。

これは私が「数学・物理通信」というメール配布のある種の雑誌を主宰していることと無関係ではないだろう。

ところが残念ながら私は頭があまりよくないのだ。なかなか書簡風の文章を読んですぐにわかることはあまりない。

わかるためには何回も読まねばならない。ところが私は自分のしたい仕事ももっている。「数学・物理通信」への投稿だとはっきりしている場合には私の友人・知人に査読をお願いしてはご意見をもらっている。普通に論文の査読という作業だ。

それで大いに助かっている。これらの友人・知人には感謝、感謝しかない。私はあまり頭がよくないが、友人・知人には頭のいい人が多くいるのは幸いである。

しかし、書簡風のものは自分で読んで、返事を書かなければならない。昨日は2通の手紙を書いたので、ほぼ半日を費やした。






ある出版社の社長が亡くなっていた

2021-11-03 13:42:14 | 本と雑誌
ある出版社の社長が亡くなっていた。これは私も存じ上げていた方である。私よりも数歳は若い方であったと思う。

そうはいっても70歳は越えておられただろうか。昨年の12月31日のことらしいから、急死であったのだろう。

急死された家族としてはなんだか悲しいが、それでも本人にとってはあまり長時間苦しまなくて、幸せかもしれないなどと思ったりする。

今日は文化の日で

2021-11-03 13:34:11 | 本と雑誌
今日は文化の日で祝日だが、例のごとく仕事場に来ている。

さきほど手紙を一つ書いた。もう午後に一つ手紙を書かなければならないのだが、一休みしてこのブログを書いている。

人の書いた文章を読むと頭を働かせなければならないので、ひどく疲れる。特に
ある種の知的作業の結果を読むことは大変である。それも人にわかってもらうことを考えてかいてもらうことが必要であろう。

そういう要請を手紙に書いた。

心の行き違い

2021-11-02 12:22:43 | 本と雑誌
人と人とがつきあっていれば、心の行き違いが起こることはしばしばであろうか。

だが、これは自分が招いたことであることもあるから、注意しなくてはいけない。

よく妻が言う。「他人と過去は変えられない。変えられるのは自分と未来だけである」と。

もっともこれはもともと妻の言い分ではなく、心理カウンセラーのいつも決まり文句でもある。

心の行き違いは悲しいが、それもしかたないかもしれない。



旅行で松山に来た従姉と会った

2021-11-01 12:27:49 | 本と雑誌
昨日、もう少しで午後5時になるのころだったが、携帯の呼び出しが鳴った。

出て見ると、従姉から電話で、いま道後のホテルに来ているから、会えないかという。別に本を読んでいただけであるから、準備をして妻と会いにいった。

それから2時間ほどホテルのロビーで久しぶりの再会を果たした。茨城県に住んでいる従姉である。

子どもさん一家と一緒に郷里に帰ってきたということであった。今日は I 市に行って私の兄嫁と会うことにしているとのことだった。

『ベクトル解析』をつづいて読んでいる

2021-11-01 11:57:45 | 本と雑誌
村上雅人『ベクトル解析』(海鳴社)をつづいて読んでいる。
特に昨日は日曜日だったので、かなり読み進んだ。するすると読める。書き方がやさしい。

私の読み終わった章は10, 9, 5, 1, 2, 3, 4, 6章でこの順に読んだ。 いまは7章の途中である。あとは8章を読めば、狭義のベクトル解析の内容はおわりである。

関連した章は11, 12, 13章の3つがあるが、それらは関連したトピックではあるが、ベクトル解析の固有のトピックではない。

私が一番読みたかった章は10章「ベクトルの積分公式」であった。これが読めたので、欲が出て来たので9章と5章を読んでみたのであった。

そこまで行くと始めから読んでみたくなった。