【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

中山国交相(清和会)「出処進退は妻と相談」麻生総理不在が鮮明に

2008年09月27日 19時24分14秒 | 第170臨時会(2008年9月~12月)麻生兵糧攻め
 自民党の中山成彬国交相(65)は27日午後6時半、羽田空港で「出処進退は家に帰ってから妻とゆっくり考える」と述べ、麻生首相・河村官房長官ではなく、妻で自民党参院議員の中山恭子さん(68)と相談して決める意向を明らかにしました。

 中山国交相は、麻生太郎首相(68)の人事リストにはありませんでしたが、自民党最大派閥からの入閣者がいないことに怒った清和会がむりやりねじ込んだものです。

 自民党最小派閥「麻生派」会長の麻生首相は、中山国交相を更迭する権力すらないという、リーダーシップ不在・国民だましインチキ内閣=麻生自民党内閣であることが明らかになりました。

 中山恭子さんと中山成彬さんは年齢は違いますが、大蔵省入省は同期です。中山恭子さんは福田赳夫さんが強引に入省させたとされています。この縁で中山夫妻は2人とも清和会に所属しています。今年結婚した大塚拓衆院議員・丸川珠代参院議員、山本拓・高市早苗両衆院議員もしかり。夫婦パワーは自民党清和会の悪の権力の基盤となっています。

 麻生首相は中山国交相を更迭できないなら、せめて衆院を解散して、国民にわびるべきでしょう。

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中山国交相、日教組解体を宣言 

2008年09月27日 17時31分21秒 | 第170臨時会(2008年9月~12月)麻生兵糧攻め

 麻生内閣の中山国交相(宮崎1区)は、27日、自民党宮崎県連候補者選定会議出席のため戻った宮崎市内で、「わたしは日本の教育のガンは日教組だと思っている。ぶっ壊すために火の玉になる」と発言しました。

 中山発言は「集会、結社及び言論、出版その他の一切の表現の自由は、これを保障する」という憲法21条を自民党が改憲しようとする意思の表れの可能性があります。畢竟、「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負う」という憲法99条にも違反しています。

 この発言で、麻生首相が民主党の計らいで10月6日から予定していた平成20年第1次補正予算案の審議をあきらめる可能性が出てきました。もちろん私はインチキ政党=自民党を「ぶっ壊すために火の玉になる」覚悟です。

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「ポストにしがみつかない」=日教組は「日本のガン」-中山国交相(時事通信) - goo ニュース

 中山成彬国土国通相は27日午後、一連の問題発言をめぐり、自らの辞任を求める声が与党内でも出ていることについて「国会審議に影響があれば、(ポストに)きゅうきゅうとしているわけではないが、教育改革、地方の高速道路(の整備)とかをやりたいなという思いがある。しがみつくつもりはないが、(今後の推移を)見守りたい」との考えを示した。宮崎市内で記者団に語った。

 発言に対する野党や世論の反応については「わたしの失言というか、舌足らずというか、言葉狩りに合わないように気を付けんといかん」と述べた。その上で、「日教組が強いところは学力が低い」との発言について「撤回はしない。わたしは日本の教育のガンは日教組だと思っている。ぶっ壊すために火の玉になる」と強調した。

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