【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

「頭を丸めて謝れ」菅直人さん、2代続けて政権を投げ出した麻生幹事長を批判

2008年09月13日 22時39分55秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代

[写真は頭を丸めてお遍路さんに出た菅直人さん

 民主党代表代行の菅直人さんは13日、大阪5区公認候補の稲見哲男(いなみ・てつお)さんの後援会東淀川区支部の会合にかけつけ、「2代続けてとんでもない首相を出してしまった麻生さんが、まず頭を丸めて謝ってから総裁選を始めるべきだ」とし、昨年9月の安倍首相の政権投げだし、今年9月の福田首相の政権投げだしをともに自民党幹事長として止められなかった麻生太郎さんの無責任ぶりを批判しました。


[稲見哲男さん]

 菅直人さんは2004年4月、厚生大臣就任時の国民年金保険料未払いの責任をとって代表を辞任した後、四国八十八カ所巡りのお遍路さんに旅立ち、自分を見つめ直しました。

 菅さんはこの夏もお遍路さんを続けました。

 8月10日付菅直人公式サイト「今日の一言」では、次のように記しています。

(引用はじめ)

 お遍路の旅を続けているといろいろな人と縁ができる。(略)

 今の旅は飛行機や新幹線で時間的には便利で効率的だが、その分、歩いていた旅にあった大切なものをなくしているように思う。メールも便利だが、直接、顔も字も見ない、声も聞かなくては本当の人間関係ができるとは思えない。子どもたちのメールによるいじめや事件の報道を見るにつけて考えさせられる。

(引用おわり)

 東京の団塊の世代の政治家では、東京1区総支部長の海江田万里さんがいます。海江田さんはラジオ出演などの声が最近元気がないように感じられ、心配していました。12日の1次公認は漏れ、2次公認をめざします。

 民主党の中では東京勢の元気がありません。菅さんと海江田さんには当分、現役でやってもらわなくては困ります。

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民主・菅氏:「とんでもない首相、2代出した」麻生氏批判(毎日新聞)
 
 民主党の菅直人代表代行は13日、大阪市で開かれた党の集会であいさつし、自民党総裁選で優勢となっている麻生太郎幹事長に対して「安倍晋三前首相、福田康夫首相の(退陣表明時にいずれも幹事長を務めた)党の責任者だ」と指摘。「2代続けてとんでもない首相を出してしまった麻生さんが、まず頭を丸めて謝ってから総裁選を始めるべきだ」と批判した。【田中成之】








 


民主・菅氏:「とんでもない首相、2代出した」麻生氏批判

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080914k0000m010076000c.html
 
演説を行う菅直人・民主党代表代行=大阪市東淀川区の東淀川区民ホールで2008年9月13日午前11時50分、竹内紀臣撮影 民主党の菅直人代表代行は13日、大阪市で開かれた党の集会であいさつし、自民党総裁選で優勢となっている麻生太郎幹事長に対して「安倍晋三前首相、福田康夫首相の(退陣表明時にいずれも幹事長を務めた)党の責任者だ」と指摘。「2代続けてとんでもない首相を出してしまった麻生さんが、まず頭を丸めて謝ってから総裁選を始めるべきだ」と批判した。


岩手県滝沢村が自民党・鈴木俊一さんの書状を同封して米寿の祝い状送付

2008年09月13日 22時32分39秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代

 岩手県滝沢村が自民党の鈴木俊一さん(岩手2区)のあいさつ状を税金で送付していたことが明らかになりました。鈴木俊一さんは父・鈴木善幸(ぜんこう)元首相以来の厚い選挙地盤を誇っていますが、村内で批判があがっていると報じられています。

 滝沢村は盛岡市と接しています。村長が達増拓也(たっそ・たくや)岩手県知事の対抗馬として名前が挙がるなど存在感のある村です。

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滝沢村:鈴木議員の書状同封 自治会あての祝状に(毎日新聞)

 滝沢村が、村内自治会あてに送った「米寿祝状」の中に、自民党の鈴木俊一衆院議員=岩手2区=名で書かれた敬老会へのあいさつ状を入れていたことが10日分かった。柳村典秀村長は「親切と守秘義務を取り違え、特定の人に便宜供与した形で大変遺憾に思う」と非を認めている。福田康夫首相辞任表明で各党が総選挙モードに突入している時期だけに、県選挙管理委員会は「中立性を保つ必要がある行政が、選挙区内の特定の人物を支援しているとの誤解を生む恐れがある」と指摘。村民からも批判の声が上がっている。【念佛明奈】

 ◇村民から批判の声
 村が議員全員協議会で説明した。「米寿祝状」はその年に米寿(88歳)を迎える村民に、額に入った祝状を贈る村の事業で、今年の対象者は113人。個人あてに送る分もあるが、敬老会でまとめて渡すことなどを希望する自治会には事前に預けていた。

 村によると、8月20日、議員事務所から「敬老会を開く自治会と会長名を教えてほしい」と頼まれ、応対した担当職員と課長が個人情報保護の観点から教えるのは不適切と判断、代わりに村が祝状と一緒にあいさつ状を届けることを申し出たという。

 村は今月2日付で18自治会に祝状を送付。自治会長への伝達依頼文と一緒に、議員事務所から預かった敬老会開催を祝う鈴木議員のあいさつ状1枚が入った白い封筒を同封した。受け取った自治会長から村に苦情があって発覚した。村は9日までに18通のうち15通を回収し、議員事務所に返却したという。担当職員は村の規定に照らし、処分が必要かどうかを検討する方針だ。

 議員事務所は「本来なら鈴木事務所から直接送るのが当然。村と事務所担当者間の単純ミスではないか。関係者にご迷惑をおかけして申し訳ない」と陳謝した。

 県選管によると、敬老の日のあいさつ状は公職選挙法第147条の2で禁じるあいさつ状には含まれず、法的には問題はないという。だが、あいさつ状を受け取ったある自治会長は「選挙前のこの時期に村が特定候補の手助けをするのはおかしい」と首をかしげる。

 県内では、4衆院小選挙区のうち3議席を民主が占める。滝沢村を含む岩手2区が唯一自民の牙城だが、03年衆院選で4万4000票余だった民主候補との票差は、05年衆院選で2万2000票余に縮まっている。


「沖縄から政権交代へ」下地幹郎さんが国民新党入党 沖縄1区

2008年09月13日 16時19分23秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代

 沖縄1区選出の衆院議員、下地幹郎さんは13日、那覇市で記者会見し、「衆院選での政権交代に向けて全力で取り組む」と語り、国民新党に入党したと発表しました。下地さんは前回衆院選で公明党公認(自民党推薦)候補を相手に小選挙区で勝ち上がった全国唯一の政治家です。

 「沖縄のことは沖縄が決める」を政治信条とし、沖縄と台湾・フィリピンの交流を進めたり、バスのストライキの仲介に乗り出して解決したり、とにかく猛烈な活動量です。

 衆院では、国民新党会派に所属。昨年10月4日の本会議では、「沖縄県民は、歴史的に、いかなる振興策や予算よりも誇りを重んじる県民であります」とし、「その誇りを今回の歴史教科書改ざん問題は大きく傷つけることになりました」と絶叫。この時点で沖縄県民集会のことをよく知らなかったもようの福田首相に驚きの表情を浮かべさせ、文科相が対応に乗り出す格好となりました。

 民主党・国民新党・社民党チームでは、日米地位協定改定案という「条約の対案」をまとめるという異例の活躍を見せました。各党の統一候補として、4選をめざします。

 沖縄1区は那覇市のほか、離島の島尻郡(渡嘉敷村、座間味村、粟国村、渡名喜村、南大東村、北大東村、久米島町)で構成しています。

【国会傍聴記】全質問者が沖縄戦の教科書検定に言及 衆院代表質問

【沖縄】国民新党・民主党らが「地位協定」改定案 野党“対案”は異例

下地衆院議員が国民新党入り(時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080913-00000065-jij-pol

 下地幹郎衆院議員=沖縄1区選出=は13日午後、那覇市内で記者会見し、衆院で統一会派を組んでいる国民新党に入党したと発表した。下地氏は「国民新党の中で政治行動を行う決断をした。今度の衆院選での政権交代に向けて全力で取り組む」と語った。国民新党は、衆参両院合わせて所属議員が9人となった。


日本国(Japan)第92代内閣総理大臣

2008年09月13日 11時07分15秒 | その他
 日本(Japan)の第92代内閣総理大臣に9月24日就任する麻生太郎(Taro Aso)さん。

 東京・渋谷の豪邸前を散歩する麻生さんの姿を週刊新潮が報じました。
 なかなか凄みがある麻生さん。
 民主党の小沢一郎代表はコワモテで知られますが、麻生さんも負けてませんよ。

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◎衆院選「10月26日」へ 10月3日解散、14日公示

2008年09月13日 05時05分29秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代

 昨年11月以降、御用新聞と化した感のある読売新聞ですが、御用新聞なりの読み方があります。政府・与党の声を代弁しているということです。

 3連休初日の13日(土)付の1面ワキは、(東京14版)

 衆院選「10月26日」へ

 総裁選の勢い重視 与党、前倒し調整


 です。

 この政治日程は、

 9月24日臨時会召集→首相指名→組閣→国連総会→29日衆参で所信表明演説→10月1日~3日各党代表質問→3日午後解散→14日公示→26日第45回衆院選

 法令上も、慣例上も問題なく極めてスムーズできれいな日程です。

 記事中には次のような記述があります。

 次期総裁(首相)に有力視される麻生氏およびその周辺で「政権誕生で得た支持の目減りを極力抑えるには、できるだけ早い投開票日が望ましい」として10月26日案が急浮上した。

 とあります。

 ということはこれは「与党幹部=麻生現幹事長」が読売にリークした記事だと見るのが妥当だと思います。公明党の浜四津代表代行、北側幹事長が公の場で「麻生支持」を表明しています。その麻生さんが公明党への事前了解なしに、このような重要事項を話すとは思えません。

 さらに今週、民主党の小沢代表も「10月26日投開票の可能性が高い」と発言していました。

 現在の国会勢力図では、自民党執行部+公明党+民主党の3者のコンセンサスが一致すれば、その流れを止められる勢力はありません。

 第45回総選挙は、1993年7月18日の第40回総選挙(細川内閣誕生)、1946年4月10日の第22回総選挙(戦後初・初の女性参政権)をしのぐ憲政史上に残る歴史的な(Epoch-making)な選挙になると予想されます。歴史的局面では、崖を滑り落ちる馬車のようにすさまじい勢いで歴史は動きます。フランス革命しかり、明治維新しかりです。仮に主権者(国民)の投票行動にもとづく政権交代が実現すれば、憲政史上118年目で初めてとなりますから、歴史的な選挙です。

 私がここ数日、疑問を呈していたのは、公明党が補正予算成立前の解散を承諾するかということです。が、定額減税を実施しても、具体的に低・中所得世帯で5万円程度のお金が浮くのは来年の話ですし、30日間以上を要する審議は「危険な賭け」です。ですから、公明党の意向も「提出・審議なし」で解散というのが妥当な線ではないでしょうか。

 政権交代をかけた政治決戦まであと43日間となったようです。情勢は五分五分で全く分かりませんが、最後までしっかりと闘い抜いた方の勝ちでしょう。

 「選挙は(投票箱の)フタがしまるまで分からない」と言う人がいますが、それは違います。「選挙はフタが開いて集計が終わるまで分からない」。

 小選挙区は候補者同士の対決構図が決まり、各地域のオピニオン・リーダーの中で「あいつを勝たせよう」というコンセンサスが生まれたときに勝敗が決まるものだと感じています。各候補者の得票数は、コンセンサスの肉付け作業に過ぎないと思います。仮に何らかの理由で逆転現象が生じても、投票日の午後に「おい、何だかまずいぞ」ということで、家で寝ている知人に投票所にでかけるよう呼びかける動きが出てくるでしょう。今はケータイの時代です。

 第45回総選挙の争点を一つだけあげるとします。食料高でもガソリン高でも年金でも医療制度でも食の安全でもないと思います

 「政権交代が必要かどうか」の一点につきるでしょう。

 決めるのは「3500万人」です。1億人(有権者)×投票率60%×過半数+α=3500万人です。

 「政権交代が必要かどうか」という争点について2つのバスのうち、先に3500万人が乗り込んだバスの勝ちです。歴史の歯車はもう動き出しています。止めることは不可能です。

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衆院選「10月26日」で調整…与党、総裁選の勢い重視http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080913-OYT1T00013.htm?from=top
 10月上旬の衆院解散を予定している自民、公明両党は、衆院選の日程をできるだけ前倒しすることとし、「10月14日公示―26日投開票」で実施する方向で調整に入った。

 複数の与党幹部が12日、明らかにした。自民党総裁選の勢いを維持したまま衆院選に突入するには、選挙までの期間をできるだけ短縮した方が有利、との判断からだ。衆院の解散は、新首相の所信表明演説に対する各党代表質問の終了直後の10月3日にする方向だ。

 最終的には、総裁選で選ばれる新総裁(首相)が決定する。

 22日に投開票が行われる自民党総裁選は、麻生太郎幹事長が国会議員票の過半数をすでに確保し、優位に展開している。各種世論調査でも、麻生氏が「首相にふさわしい候補」のトップに挙がっており、地方票の判断材料となる各都道府県連の党員投票でも麻生氏が多数を制すると見られ、同氏が新総裁に選ばれる見通しが強まっている。「麻生政権」誕生直後は有権者から一定の支持を得られると期待する向きも多い。

 与党幹部は、総裁選の余勢を駆って衆院選に臨む戦略から、衆院解散の時期は、10月1~3日の各党代表質問の直後を模索している。衆院選の投開票日は、10月26日、11月2日、9日のいずれかと想定し、当初、公示までに必要な準備期間を確保する必要から、11月9日を軸に検討していた。

 しかし、ここにきて、次期総裁(首相)に有力視される麻生氏およびその周辺で「政権誕生で得た支持の目減りを極力抑えるには、できるだけ早い投開票日が望ましい」として、10月26日案が急浮上した。自民党幹部も衆院選前倒し案を支持し、すでに公明党側との調整に入っている。

 これに関連し、自民党は12日の与野党国会対策委員長会談で臨時国会の日程について、24日に召集して同日に首相指名選挙、29日に新首相の所信表明演説を行うことを提案した。会期は11月30日までの68日間とすることも提案した。

(2008年9月13日03時04分  読売新聞)